近戦部隊 2 ページ15
対戦が始まり、最初はショッピが仕掛ける
正面から突っ込んでいく
そしてナイフを持ってコネシマの首を狙うが
コネシマがショッピの腕を掴み、合気道のようにショッピの体を回転させる
だが、それが狙いだったようで
ショッピは少し好戦的な笑みを浮かべると、体を捻り足を地面に付ける
そして、コネシマの手を逆に引っ張りナイフを逆手に持ち返る
殺気が凄いな......
だが、コネシマも好戦的な笑みを浮かべるとショッピの首に腕を巻き付ける
足でショッピのナイフを持った手を蹴りあげ、首に回した手でショッピの頭を鷲掴みし
そのまま地面に叩きつける
ショッピは地面に叩きつけられるが、すぐに起き上がり距離を取る
どちらも笑みを浮かべている
心底楽しそうに
次はコネシマが仕掛ける
コネシマが殴ろうとすると、ショッピが両手で受け止める
kn「ハッハッハ！！成長したなぁ！ショッピ君！！」
syp「伊達にっ、何年も貴方の背中見てませんよっ！」
ショッピが足で蹴ると、コネシマは距離を取る
kn「流石にこれで終わりにしよか！」
syp「はぁ、次で仕留めるっ！！」
コネシマがまた正面から突っ込み拳を握る
疲れているように見えるショッピも拳を握る
殴り合いでもするのかと思った
だが、違った
コネシマがショッピに肩を掴み、体を宙に回転しながらショッピの背中に回り
ナイフを首に付ける
kn「どうや？」
syp「........参りました」
ショッピが降参を言うと、ワァッと騒がしくなる
どうやら部下達が言い合っているようだ
kn「どうでしたか？モルト国王陛下」
そう、コネシマが聞いてくる
騒がしさが一瞬で無くなった
何処か、怯えるように
「そうだな」
私は立ち上がる
「素晴らしい対戦だった、ショッピの機転もコネシマの作戦も。私には一生出来ないな
また見させてくれ、楽しい時間だった」
そう言うと、心底満足そうにコネシマが笑う
kn「えぇ！是非また来てくださいな！」
syp「コネシマさん、その口調怒られますよ？それとも俺に隊長の座を譲ってくれるんすか？」
kn「ほんまショッピ君生意気やなぁ！」
来世を思い出すな
私もこんな後輩がいたな
そう思うと、笑ってしまう
つい声を出してしまうと、目を見開かれる
kn「.......へぇ」
syp「.......そう言う事ですか」
私は一言入れて、次の訓練場へ行く
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一縷(プロフ) - 悪さん» 教えていただきありがとうございます！！ (2019年11月6日 20時) (
レス) id: 8b4c95c75f (このIDを非表示/違反報告)
悪 - 副隊長が副体調になってるっすよ (2019年11月5日 20時) (レス) id: 43b391190f (このIDを非表示/違反報告)
一縷(プロフ) - リズさん» 大丈夫ですよ〜！ありがとうございます！！(*^^*) (2019年11月3日 10時) (レス) id: 8b4c95c75f (このIDを非表示/違反報告)
リズ(プロフ) - すみません！一個前の質問を取り下げさせてくだい！小説をよく見ていませでした汗男性主ですね！これからも応援しています！更新頑張って下さい！ (2019年11月3日 3時) (レス) id: 89f8994530 (このIDを非表示/違反報告)
リズ(プロフ) - 更新お疲れ様です！モルト国王陛下のに一生ついていきたくなっちゃいました！こんなに素敵な作品に出会えてとっても嬉しいです！質問なのですがモルト国王陛下って男性ですか？これからも応援しています♪更新頑張って下さい(*′ω′)b (2019年11月3日 2時) (レス) id: 89f8994530 (このIDを非表示/違反報告)
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作者名：一縷
| 作成日時：2019年8月11日 22時
