プロローグ ページ1
此処は大阪
大阪は4つに分かれている
明間組
直海組
浪花組
そして、最大勢力と言われている紫羽組
この四つの組が各々の区域を守っている
謂わば『大阪の守護神』
この四つの組があったからこそ昔から大阪は存在していた
大阪は人身売買が少なくてもある
治安が悪い場所はそのような事が多い
子供や貧乏人達がそこらで野営をしていたり、盗みなどがある
そこにある男が歩いていた
その場所に合わないような高級な着物着ていて背後には護衛の者
年は40後半ぐらいだろうか
顔が整っており、背景が酷く泥のように写る
その男にある小汚い男が着物の裾を掴む
「お願いします、お金を、お金を恵んでください」
小汚い男が言う
「頭に触らないでもらえます？」
「お前が触って良いほどのお方じゃねぇよ」
純黒と言って良いほどの黒髪に赤いマフラーを着けた男が小汚い男の手を払いのけ
明るい金髪で前髪を豚のピンで止めている男が小汚い男を蹴り飛ばす
「やめろ、この状態までほっといた彼奴が悪い、そいつに罪は無いやろ？」
それを止める
その男は小汚い男を少し見ると再び歩みを進める
ふと何故か横を見ると、少し汚れている金髪の子供と黒髪でメガネの子供、糸目の子供が目につく
何故かその子供と話したくなった
好奇心というかなんというか
何にも言われてないのにふいに話したくなっただけだった
その子供達に近づくと金髪の子供は目を鋭くさせ、後ろの二人を庇うように立つ
その行動が気に入ったと言うように俺は笑う
「なぁ、なんでこんなとこに居るん？」
優しく問いかけてみるが、それは一層警戒心を強くさせるだけだった
「お前達、行く場所ないんか？」
金髪の子供の目が動揺する
その目が気に入った
幼いところはあるが、強く芯がある目だ
俺は、こう言葉を溢した
「俺の、息子にならへんか？」
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心持ち - ずっと待ってます!! (2020年8月14日 2時) (
レス) id: 6c4e6d0421 (このIDを非表示/違反報告)
心持ち - 更新待ってます!ゆっくりでいいので必ず、絶対更新してください!（上から目線ですいません土下座）そしてこの作品とても好きです!話に行き詰まらなくなったら頑張って下さい (2020年8月14日 2時) (レス) id: 6c4e6d0421 (このIDを非表示/違反報告)
一縷(プロフ) - カランコエさん» 話に息詰まって更新は今のところはしていませんが、必ず！また更新しますので暫しお待ちください！この小説を見てくださりありがとうございます！！(*^^*) (2020年4月22日 15時) (レス) id: 8b4c95c75f (このIDを非表示/違反報告)
カランコエ(プロフ) - まだ、この小説を書いていますか？書いているのなら、更新等大変だと思いますけど頑張ってくださいね！面白い話をありがとうございます。 (2020年4月22日 15時) (レス) id: 6a8b756810 (このIDを非表示/違反報告)
一縷(プロフ) - ルンバさん» いえいえ！此方こそコメントありがとうございます！(о´∀`о)凄く嬉しいです！ (2019年9月9日 20時) (レス) id: 8b4c95c75f (このIDを非表示/違反報告)
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作者名：一縷
| 作成日時：2019年6月5日 6時
