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救世主 ページ36

zm side





体力も限界を迎えそうやった


敵は多いわけちゃうけど強い


一人一人の時間が掛かってしまう


部下達も戦ってはいるけど息絶え絶えや


zm「大先生!!援護!!」


ut「今やっとるッ!!」


大先生が援護に回ってるけど足りひん


もうちょっと人数が居れば


グルッペンに呼び掛けるが何故か返ってこない


いろんなことに気が散ってしゃあない


今戦況はどうなっとるんや


コネシマ達が大丈夫なんか


もっと頑張らへんと、俺は味方最大の脅威なんや


俺が倒れてどうする


なんとか重たい足を上げて体力もないのに敵を斬りつける


あの人やったら、この状況をどうするやろか


もっと立ち回りが上手いんやろうなぁ


zm「くそッ!!」


あかん、急に腕が後ろからの銃撃で撃たれる


痛い、やけどッ!!


目の前を見れば拳銃があった


近距離ではないけど、遠距離という訳ではない


避けても急所に当たるやろう


大先生が気づいて敵に銃先を向けるが、間に合わへん


後ろからは短剣をもった奴が近づいてきとる


死ぬ


そう悟った時にはもう俺は諦めてた









だが、急に発砲音と後ろから肉が斬られる音がした


目の前の拳銃を持った奴の脳天がぽっかりと穴が開いた


後ろを振り替えれば短剣を持ってた奴は逆に胸に短剣を刺されていた


短剣持ってた奴は倒れて、後ろから刺した人が顕になる


紫苑色の目がを細めて、俺に笑い掛けたその人に酷く俺は胸を踊らせた


ロ「なんやゾム、諦めんのか?俺を越したんやろ?諦めんなッ!!

それとダフ、腕鈍ったんちゃうか?」


ダ「情報集めながら援護してんねんから黙っとれ.....それにしても鬱はいつも通りガバガバやな

少しは成長してると思ったんやけど、まぁお前らしいな」


ヒーロー


その言葉が似合うほど、かっこよかった


俺の、憧れ


いつも助けてくれる頼りある人


zm「ローリアさん!!」


ut「ダフさんッ!!」

頼り→←目の前に



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作品ジャンル:泣ける話
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一縷(プロフ) - 無気力人間Aさん» 態々ありがとうございます。確かに運営側やサイトに支障が出てしまっては此方も彼方も困ってしまいますね、これからは気を付けます (2020年3月25日 23時) (レス) id: 8b4c95c75f (このIDを非表示/違反報告)
無気力人間A(プロフ) - 横からすみません…https://uranai.nosv.org/u.php/hp/tyattokinsi/ 分かりやすく説明してあるので是非見てください (2020年3月25日 22時) (レス) id: 59ffb7dac7 (このIDを非表示/違反報告)
一縷(プロフ) - モモンガ大差さん» コメントは自由なので会話?はいいような気がしますが、コメントしにくいのなら直しますね (2020年3月1日 18時) (レス) id: 8b4c95c75f (このIDを非表示/違反報告)
モモンガ大差 - コメント欄での会話はあまりしないほうが…。話すならボートとかではどうでしょうか…? (2020年3月1日 17時) (レス) id: cad9c090dc (このIDを非表示/違反報告)
一縷(プロフ) - 彗さん» 眼福笑笑 (2020年3月1日 15時) (レス) id: 8b4c95c75f (このIDを非表示/違反報告)

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作者名:一縷 | 作成日時:2020年1月28日 21時

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