お茶会 2 ページ11
エーミール教授と静間の紅茶を待っていればガルシアが鞄をごそごそと漁る
ガ「俺クッキー作ってきたんすよ！要ります？」
そう言って机の上に広げたクッキーは、なんとも奇妙だった
kn「ガルシア！？なんでクッキーにそんな砂糖が乗っとるんや！？」
ガ「えぇ？クッキーと言えば砂糖増しましじゃないんすか？」
クッキーの上には砂糖がこれでもかと言うほど乗っていた
私は甘党だが、これはさすがに食えん
gr「一つ貰おう」
os「もらうめう〜！」
総統閣下と外交官様は美味しそうにクッキーを頬張っていた
筋金入りの甘党だな
コネシマ幹部様はとショッピ幹部様は顔を歪めて引いていた
tn「これは、胸焼けしそうや」
トントン書記長様がそうポツリと呟いた
私も同感だ
em「紅茶を淹れてきましたよ」
エーミール教授と静間がお盆に紅茶を乗せてはこんできた
一瞬で紅茶の良い香りが広がる
目の前の机に静間が置いてくれる
gr「では、いただくか」
総統閣下がそう言えば全員紅茶に口を付ける
うん、好みの味だ
そう言えば、紅茶には私はよく砂糖を淹れるが今は淹れていなくても好みの甘さだった
全員の紅茶を各々見れば牛乳が入っているものなど一人一人違う
誰も目の前には置いてある牛乳や砂糖には手をつけていない辺り
各々味をエーミール教授と静間が淹れる際に変えているのか
だが、私の味は何故分かるのだろうか
ut「美味しいなぁ、静間君モテるんとちゃう？」
syo「急になに言っとん、ｷﾓﾁﾜﾙ」
ut「ｼｬｵﾁｬ」
kn「あーはっはっは！！」
紅茶を飲んで落ち着いていたが、また騒がしさは元に戻った
zm「おら、食えや」
ロ「ぞ、ゾムさん。それは無理ですわぁ」
ゾム幹部様はローリアに大量のご飯を食べさせていた
tn「これなんてどうや？」
静「へぇ、それは良いですね」
トントン書記長は静間に授業の続きだろうか、紙を指差して教えている
syp「うるさ、騒がしいのがまた増えた」
ガ「わしは元々ですよ！」
ショッピ幹部様がガルシアにそう言えばガルシアは笑いながら話していた
rb「へぇ！そんなん出来るねんな！でもこれもできるで！」
ダ「あ、ほんまや......流石ロボロさん」
ダフはロボロ幹部様のパソコンを覗きながら楽しそうに話している
gr「ん、どうした？ミリオ」
「いえ、なんでも」
総統閣下は愉快そうにその光景を眺めていた
お茶会はお開きとなる
この小説をお気に入り追加 (しおり)
登録すれば後で更新された順に見れます 730人がお気に入り
お気に入り作者に追加
この作品を見ている人にオススメ
この作品を見ている人にオススメ
「wrwrd」関連の作品
違反報告 - ルール違反の作品はココから報告感想を書こう！(携帯番号など、個人情報等の書き込みを行った場合は法律により処罰の対象になります)
一縷(プロフ) - 無気力人間Aさん» 態々ありがとうございます。確かに運営側やサイトに支障が出てしまっては此方も彼方も困ってしまいますね、これからは気を付けます (2020年3月25日 23時) (
レス) id: 8b4c95c75f (このIDを非表示/違反報告)
無気力人間A(プロフ) - 横からすみません…https://uranai.nosv.org/u.php/hp/tyattokinsi/ 分かりやすく説明してあるので是非見てください (2020年3月25日 22時) (レス) id: 59ffb7dac7 (このIDを非表示/違反報告)
一縷(プロフ) - モモンガ大差さん» コメントは自由なので会話？はいいような気がしますが、コメントしにくいのなら直しますね (2020年3月1日 18時) (レス) id: 8b4c95c75f (このIDを非表示/違反報告)
モモンガ大差 - コメント欄での会話はあまりしないほうが…。話すならボートとかではどうでしょうか…？ (2020年3月1日 17時) (レス) id: cad9c090dc (このIDを非表示/違反報告)
一縷(プロフ) - 彗さん» 眼福笑笑 (2020年3月1日 15時) (レス) id: 8b4c95c75f (このIDを非表示/違反報告)
作品は全て携帯でも見れます
同じような小説を簡単に作れます → 作成
この小説のブログパーツ
作者名：一縷
| 作成日時：2020年1月28日 21時
