二つの光____2 ページ20
ut「あぁぁ、ガバッた！外してもうた！！」
残念そうにそう言う鬱の瞳は光は無く、ただ口角だけが弧を描く
中「テメェッ！！裏切りやがったなァ！！異能力『汚れちまつた悲しみに』！！！」
中原は異能力を発動し、其処らに転がっていた鉄棒や瓦礫を鬱に飛ばす
「はっはっは！！相変わらずガバるなぁ！！大先生！！」
キンッと耳に入る大声と共に何かが割れる音が聞こえる
煙が舞い上がり、視界が悪くなった
煙が晴れると、其処にはサッカーのユニホームのような服装に金髪の男がいた
ut「シッマ、派手すぎん？」
kn「これくらいはええねん！」
「コネシマさん、五月蝿いです」
kn「五月蝿いのがええねん！分からへんのかショッピ君！」
syp「一生わかりたないわ」
煙の中、唯一見えたのは"素手"で中原の飛ばした瓦礫を殴っていた
異能力を使ったのか分からないが、それは凄い事だろう
敦は呆然と太宰を抱き抱えながら見て考えていた
どうしたらいいのか
太宰はこの状態、そしてまだ社長は捕らわれている
敵の後ろに倒れているのだから助けられるだろうか
いいや、助けなければならない
そう考えていると、下から掠れた声が聞こえた
太「痛いね、自 殺じゃない死に方は嫌だよ私」
この状況でも冗談が言えるほど、いや本気なのかもしれないがそれほどまで回復した太宰に安堵する
乱「何故戦争をする、平和的な解決も出来るだろう？」
乱歩は時間稼ぎの為だろう、敵にそう聞いた
太宰がある程度回復したら社長を掛けて逃げる
乱歩はちらりと此方を見ながら話を続ける
乱「戦争なんてやっても異能力はきっと世界から抹消されるだろうね
君たちがしたいだけでも、政府に消される」
そう乱歩は敵を真っ直ぐ見て言った
gr「時間稼ぎだな、だが付き合ってやろう」
すぐに見抜かれるが、話をするようだ
横に立っていたエーミールが口を開く
em「君達はこのカップに入った珈琲の量を無限大と考えますか？」
哲学のような話
だが、答えはひとつだった
太「いいや、考えない」
太宰はそう静かに言った
em「じゃあ平和が無限に続くと考えますか？いいや、考えない。そうでしょう？」
そうエーミールは問いかけてきた
gr「平和とは、戦争と戦争の間にある休息みたいな物だ。謂わば騙し合いの時期
次の戦争は間違いなく来るだろう、それが今だって話だ」
グルッペンはそう言って高笑いをする
gr「パンドラの匣が開くだろうな」
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ーーー - やばーーーー面白すぎる! (3月9日 3時) (
レス) @page35 id: fc78fe5922 (このIDを非表示/違反報告)
よくねたしおだおぉぉぉぉ！！！ - え、、、めっちゃすごい(語彙力低下中)キャラ達の名言っていうかひとつひとつすごいな、、これはすごい、((((文スト×wrwrdでこんなに面白い作品はじめてです！めっちゃ好き！更新待ってます！！！ (2022年1月5日 8時) (レス) @page35 id: a2762c3708 (このIDを非表示/違反報告)
一縷(プロフ) - きららさん» ありがとうございます！！そうなんですか！？初耳です、教えていただきありがとうございます！ (2020年4月29日 16時) (レス) id: 8b4c95c75f (このIDを非表示/違反報告)
きらら(プロフ) - とても面白いです！文ストとwrwrdの作品でこんなに面白いの初めてです…！後、キーワードの「我々だ」って「wrwrd」に変えた方がいいですよ…!前ちょっとそういうので本人様に見られてるんで…！ (2020年4月29日 13時) (レス) id: 36a6836253 (このIDを非表示/違反報告)
一縷(プロフ) - わんわんさん» 最近始めたんですか！占いツクを存分に楽しんで下さいね！(*^^*) (2020年4月28日 18時) (レス) id: 8b4c95c75f (このIDを非表示/違反報告)
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作者名：一縷
| 作成日時：2019年11月17日 16時
