劇練習 ページ46
カ「僕は君が好きなんだ！！好きで好きで堪らない！！」
カトックが私の手を取ってそう叫んだ
「でもッ！私は貴方とは違う！！平民ではないの！........平民ではない、何で平民ではないの」
私は下を向き、髪で顔を隠す
カ「アメリア......」
カトックは私の頬に手を這わす
見つめ合えば、私はそっと顔を反らす
それを戻されてまた見つめあうようにされる
どんどんと顔が近づいてきて、唇にそっと
「.......はい、終わりですわ」
そう言ってカトックと私の顔の間に手を入れて拒む
流石に男性に顔を近付けられるなんて慣れていない
しかもそんなに親しくない人に近付けられても胸なんてときめかず
エーミール教授なら全力で顔を染める自信がある！！
かっこいいもん！！！
好きッッッ！！！！！
ちらりとエーミール教授を見れば、違う方向を見ていた
んーーー！！興味なさそう！！
エーミール教授も忙しいのは分かっているけど、興味持ってほしいなぁ
gr「じゃあ次のシーン行くか！キスシーンはまた放課後だゾ！」
「グルッペン？貴方の婚約者がキスされるのよ？何かないの？」
gr「ん？俺以外にべネットが行くとは思えないのでな！」
何ですかそれ
周りはそんなグルッペンにキャーキャー騒いでいる
イケメンはいいですね、何を言っても許されるんだよぉぉぉぉぉ
素晴らしい！！イケメンって！！
もうやけになってしまう
スーザンが急に立ち上がって脚本を握る
ス「んー！じゃあこの役はグルッペン様ですわ！」
そう言って入れた役は私の役の婚約者役のラスボス溢れる役だった
gr「ふむ、納得だ」
あの、私は取り合われるんですか？？？
てかラスボス感溢れてますよ？？もうすでに
あ、エーミール教授に伝えないと
「エーミール教授、エーミール教授！」
そう肩をちょんとつつけば肩をびくっとさせて振り向いた
em「はい、どうしました？」
「えぇ、今日の講習はなしでお願いします。勝手にすみません」
em「いえ、劇の練習がありますからね。お疲れさまです」
なんか、エーミール教授が挙動不審だ
目があっちこっちに泳いでいる
なんだろうと不思議に思いながらグルッペンに呼ばれたのでそちらに行く
em「どうやったらキスシーンを止められるんやろうか」
胸に剣が突き刺さったように痛い
きっとべネットは気づいてないやんなぁ
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一縷(プロフ) - 颯真さん» あぁ！変えられたんですか？おめでとうございます（？）キスシーン波乱を巻き起こしそうですね笑いつもコメントありがとうございます！！(*´∇｀*) (2020年2月22日 12時) (
レス) id: 8b4c95c75f (このIDを非表示/違反報告)
颯真(プロフ) - キスシーン、ヤバくなりそう、、、めっちゃみたい（（あ、話は、変わりますが、名前をsnow@emさん推しから楓茉に変えました (2020年2月22日 7時) (レス) id: 94ac8c4fca (このIDを非表示/違反報告)
一縷(プロフ) - かろむさん» ありがとうございます！！鍵ですかぁ、付けておきます！教えていただき感謝です！！更新頑張りますよ〜！(*´∀｀) (2020年2月4日 19時) (レス) id: 8b4c95c75f (このIDを非表示/違反報告)
かろむ(プロフ) - お気に入り登録者2000人突破おめでとうございます。更新されるたびに嬉しく思いながら拝見させて頂いております！ところでなんですが、夢用のツイッターアカウントには鍵つけした方がいいと思いますよ〜、夢好き以外の方の検索にも引っかかってしまいますし… (2020年2月4日 7時) (レス) id: e170309bc0 (このIDを非表示/違反報告)
一縷(プロフ) - snow@emさん推しさん» ありがとうございます！！返信遅れてしまいすみません！エミさんのドや顔絶対可愛いですよねぇ(*´∇｀*) (2020年2月3日 6時) (レス) id: 8b4c95c75f (このIDを非表示/違反報告)
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作者名：一縷
| 作成日時：2019年5月20日 14時
