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いち ページ1

私は黒尾と付き合っている。




きっかけは罰ゲームの告白だったけど、
すんなり｢おう、いいぜー｣なんて言われた。

ネタばらしをしても黒尾は笑いながら
｢面白いから付き合おうぜ｣とか言い出して。

好きな人も断る理由も無い私は頷いて、
ずるずる付き合っている状態だ。





ある日突然、
｢別にお前の事は好きじゃねー
ただのクラスメイトだ｣
なんて真顔で言われて。

私は微笑んで
｢こちらこそ｣って答えた。









孤爪君には｢最低…｣と
呟かれたが、笑って誤魔化しておいた。


反省なんてしてないし、
気にしてもいない。

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作者名：芹りん | 作成日時：2017年8月23日 2時

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