夢主君が兄の墓の前で泣き乍寝ていたら(KOBAKO様リクエスト！) ページ33
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中島敦
「………」
気を使って、声を掛けずにハンカチだけ貴方の膝の上に置いていきました。
次の日、また貴方と会ってもこの事については一切触れず、笑顔で接してくれます。
やっさし←
太宰治
「君もかい…？」
其の日は偶然、彼の友人の命日でした。
花束を片手で持っていた彼は、静かに貴方の頬を流れる涙をそっと拭い、何事も無かったかのように去っていきます。
中原中也
「そろそろ遅くなるから、早く帰った方が良いンじャないか？」
肩を優しく叩き、眠っていた貴方を起こしてきます。
涙を流していたのに気付き、急いで拭おうとしてますが、もう彼にはバレていますよ？
芥川龍之介
「……供養…か……」
戦いで死んでいった仲間達の事を思いだし、また今度、墓参りでも行こうかと思いながら貴方を抱えて帰ります。
………なんで抱えてるのやつがれくん←
夢野久作
…絶対にこの子は墓地に行かないと思う。
ということで欠席にします。
フョードル・ドストエフスキー
「涙…ですか……」
もうとっくの昔に殆どの感情を捨てた彼にとっては、涙程不思議な物はありません。
それから彼は暇潰しとして、涙をどうやって出すかずっと考えています。
ゴーゴリ「目に檸檬汁垂らしたら涙でると思うよ！」←
江戸川乱歩
「ほら！帰るよ！」
昔の事よりも今の事を気にかけるように、貴方の手を引っ張ってくれます。
歳上としての責任感を感じているのでしょうか？
福沢諭吉
「…良かったら、探偵社に来ないか？」
寝起きの貴方にそっと囁くような声で勧誘します。
貴方の居場所はすぐ其所にあるんです。
森鴎外
「雨が降ったら困るだろう？」
偶々道に落ちていたビニール傘を置いていきました。
かっけぇ…←
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KOBAKO様リクエストありがとうございました！
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亜莉須@Ｑちゃん推し(プロフ) - Ghost・Princessさん» おお！ 本当に両利きの人って居たんですね…！！ 凄く器用そうで憧れます！！ (2019年5月7日 21時) (
レス) id: 99fbb60e3d (このIDを非表示/違反報告)
Ghost・Princess - 両利きです (2019年5月6日 9時) (レス) id: c830fd81a6 (このIDを非表示/違反報告)
亜莉須@Ｑちゃん推し(プロフ) - 続編作りました！ (2019年3月14日 22時) (レス) id: 99fbb60e3d (このIDを非表示/違反報告)
KOBAKO(プロフ) - 亜莉須@Ｑちゃん推しさん» 本当ですか！？じゃあこれからもリクエストを← (2019年3月13日 15時) (レス) id: c5094549cd (このIDを非表示/違反報告)
亜莉須@Ｑちゃん推し(プロフ) - 優さん» わかりました！ (2019年3月13日 15時) (レス) id: 99fbb60e3d (このIDを非表示/違反報告)
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作者名：亜莉須 | 作成日時：2018年12月31日 17時
