私の愛しい文豪(嫁)に検証しようぜ！Ⅱ (ページ24)

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夢主に化けた敵組織が文豪に近づいたら(ヨル様リクエスト！) ページ24

夢主ちゃんは、敵組織に捕まっている設定とのことです！
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中島敦

「……………」
怪しがってはいますが、まだ確信してはいないので、何も話さないで過ごしています。
その後、貴女が敵組織で捕まっていると知った時、後先考えずに組織に突っ込んで行ったので、国木田さんに怒られました。

太宰治

「君、Aちゃんじゃないよね？
だって、Aちゃんはそんなにキチッとしてないもん」
毎日、寝ているのか起きているのか解らないくらいにだらけている貴女が、急に背筋を伸ばして愛想笑いを極めたら、そりゃあ誰でも疑いますよね。

中原中也

「…手前は、絶対に許さねェ」
相手からネタばらしされるまで、全然気付いていませんでした。
それほど、敵の演技は上手だったんですね。
私にも其の演技力分けて()

芥川龍之介

「早くAの居場所を吐け。
さもないと、貴様の指の爪を全て剥ぐぞ」
何時もより、死んだ目をして敵を見下しています。
敵が貴女の居場所を吐いたとしても、最終的には彼に木っ端微塵にされるので、どうあがいても救われません。

夢野久作

「…え？ Aお姉、ちゃん…？」
貴女の姿が見えた瞬間に、喜んで抱きついてきます。
けれども、彼が感じるのは、温かくて思わず笑顔になるような香水の香りではなく、鼻の先がツンとする鉄の匂いでした。
彼の上着がじんわりと赤く染まっていきます。
完全に意識を飛ばした後、貴女の姿をした敵は、怪しく微笑しました。
何この鬱end←

フョードル・ドストエフスキー

「…僕の目は節穴じゃありませんよ？」
敵による、隠しきれない殺気や、目付きを感じて確信しました。
頭良いなー。私だったら絶対に解らないまま殺されるわ(突然の自分語り)

江戸川乱歩

「…あのさぁ、名探偵の僕を騙せると思ってたの？」
彼はもう既に、貴女を助け出していました。
これはもう、敵がボロを出したとかじゃなく、相手が相手だったんですよ。
乱歩さんを敵に回した時点で負け確定←

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ヨル様リクエストありがとうございました！