【獄都事変】獄卒日常【短編集】

9.馬鹿な私が風邪引いたので看病してください[田噛ver.] ページ11

今日は田噛が来てくれた←


田「お前、何回風邪でぶっ倒れたら気がすむんだ？」

貴「好きで風邪引いてる訳じゃないんだけど…」


田噛に怒られてます…
何故なら私が風邪で非番の為、田噛の非番が無くなってしまったのである

それで怒られているのだ
嫌々言いながらも仕事をこなすのは凄い…


田「おい、聞いてんのか…」

貴「NO」←

田「殴るぞ…」

貴「ちゃんと聞いてましたとも閣下…」←

田「誰が閣下だ

良いか、俺は茶番をしに来たんじゃねぇ
こちとら早く寝たいんだよ」

貴「んじゃ怒ってないで部屋に戻れば良いじゃない！
何で早く寝たいのに説教してんの?!」

田「」←

貴「(あ、私今痛いとこ付いたな)」

田「…ﾁｯ」


エェ？舌打ちされた？何でワシ舌打ちされなアカンの？エェ？

意味がわからん…


貴「もういいでしょ？早く寝たいんだったら戻りなよ
おやすみ…」


そう言って布団に潜り、田噛に背を向ける
田噛は「…そーかよ」と言い


私の布団にに入り込んできた


貴「ハァ?!何やってんの田噛！出てってよ！///」

田「うるせぇ…部屋に行くのだるいんだよ、少しくらい良いだろ
減るもんじゃねぇよ」

貴「減ってる！現在進行形で私のベッドの面積減ってるから！ﾋｬｧｯ！///」


ハァイ、変な声出ぇたぁ((
何されたって？
田噛のすんごい冷たい手が私の腹触ったのよ←

やべぇ腹壊すわ
この冷たさは、異常だってば


田「このまま冷やされて腹壊すか、それとも俺の抱き枕になるかのどっちかな」

貴「どれもやだよ何言ってﾋｨｨｨｨ！冷たい冷たい冷たい！
わわわ分かりました！抱き枕で良いから許してぇぇぇ！」

田「ん…」


あー…死ぬかと思った…

あ、田噛寝るの早いw
……可愛い

腹立つけどたまにすっごい甘えるようになるんだよね…

いい匂いがする…
好きだなぁこの匂い…





気が付いたら朝だったよ
それと起こしに来た佐疫にもの凄い勘違いされたよ
アハハ詰んだな！

結果:グチグチ言いつつ甘えてくる

……………………………………………

もう看病意味ないね((←

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