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6話 ページ7

ドキドキして動悸が止まらない、あぁ、まただ。緊張するといつもこうなる。息がしずらい、目の前が歪む。苦しい……っ!
そこで俺の異変に気づいたのだろう、オスマン先輩が怪訝そうにこちらを見て、体調が悪そうだと気づくと慌てて駆け寄ってくれた。

os「Aちゃん?どうしためう?」
『……く、苦しいです……』
os「……だいじょーぶ、落ち着いて……」

オスマン先輩はそう言うと俺の背に手を当てぽんぽんと優しく頭を撫でてくれる。
一定のリズムを刻むそれは俺の心を落ち着かせるには十分なものだった。

『……すみません、落ち着きました……』
os「Aちゃん、だいじょーぶめう!きっとみんなAちゃんのこと気に入るめうよ〜……そんな不安にならないで、ね?」
『あ、ありがとうございます……あ、そうだ、なんで俺の名前……』
os「この学校の生徒の名前は全員覚えてるからね」

はええ……やっぱ生徒会すげぇな……なんて思っている間にオスマン先輩が生徒会室の扉をノックして、失礼するめう〜と俺を引っ張りながら入っていった。俺もズルズル引きずられながらあとに続く。そして掴まれていた腕が誰かによって払われ、足が宙に浮く。……既視感。

『…ゾーム?』
zm「A……っ!」
『おい、離せ』
zm「大丈夫だったんか!?襲われたりせぇへんかったか……?」
『襲われるだなんてそんな……いやうん、まぁ。』
zm「俺の婚約者に手を出すなんて……ペ神⚫す」

わぁお、殺意が高い

『うん、俺お前の婚約者じゃないけどな?……というかなんでペ神先生のこと知っとるん?』
zm「シッマから聞いた。」

くっそ。余計なことを……とシッマ先輩をじろりと睨むとニコニコして( *˙ω˙*)و グッ!というふうに親指を立ててきた。…俺、怒ってるんすけど!
あ〜もう、よりによって1番めんどくさい相手に……いや、より怖いのがいるな?

tn「……ペ神、俺のAにも手ぇ出したんか、粛清しなきゃダメだなぁ?」

なんすかなんすか怖いっすよトンにぃ、背中からするする出してくるその剣のようなものはなんなんすかトンにぃ、

『いや、トンにぃのでもないよ?俺。』

なんて平然を装って剣についてはスルーして他愛もない(?)話をしていると突然高らかな笑い声が響く。お腹のそこにまでズシンと来るような声に体全体がビリビリと震える。

??「ハハハハハハハッ……中々面白いメンツを集めたな?オスマン?」

……誰だろ、イケメンやな、爆ぜろ。

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白銀狐 - マジでありがとうございますっ!続きマジで楽しみにしてます! (2023年1月25日 18時) (レス) @page35 id: 46fb34583d (このIDを非表示/違反報告)
(プロフ) - きゃぁぁぁぁ!終わってないっ!!うれちぃぃい!!(逃げるどころか追いかける←) (2020年3月12日 18時) (レス) id: 7c0e52b0b9 (このIDを非表示/違反報告)
いちま(プロフ) - TARAKOさん» めっちゃありがとうございます!!!おかげでなんとか!!ぎゃんばるやす (2020年3月12日 18時) (レス) id: 871efea391 (このIDを非表示/違反報告)
いちま(プロフ) - 虚さん» 残念!まだ終わってないですね........まだ付き合ってもらいますよ!!(逃げろ) (2020年3月12日 18時) (レス) id: 871efea391 (このIDを非表示/違反報告)
いちま(プロフ) - コメント嬉しかったから今しちまったぜ☆明日も更新しよう!(できたら) (2020年3月12日 18時) (レス) id: 871efea391 (このIDを非表示/違反報告)

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作者名:いちま | 作成日時:2019年8月9日 20時

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