愛され猫の話BL【wrwrd】【学パロ】【男主】

16話 ページ17

…弟が今度寮に来るらしい
しかも泊まる。ｵﾜﾀ＼(^o^)／
弟と会えるのは正直嬉しいし、楽しみだ。……けど

zm「A〜？どうしたんや朝からそんな険しい顔して」

今はこいつがいる。ああせめてトンにぃが同じ部屋だったら良かったのに……あいつ、俺以上の極度の人間嫌いだからなぁ〜うううううどうしよう
携帯を持ってうろうろしていると不意に後ろから携帯を取られる

『あっ！ゾム返せ……っ！』
zm「……こいつ、誰？」
『いいから返せよ、俺の弟だから』
zm「……そっかあ！よかったわぁ、俺に秘密で彼氏でも作ってんのかと思ったわぁ！」
『いや彼氏いらんし』
zm「そうだよな！俺がいればええもんな、Aは！」
『いやお前もいらんし……ってああそうだ……ショッピのことどうにかしなきゃあかんのに……』
zm「……？あ、なるほど！弟君に俺を紹介せなあかんもんな！」
『せぇへんけどな……弟泊まるねん。だからどうしようかな、と。』
zm「？一緒に泊まればええやろ？」
『俺の弟……人間嫌いなん』
??「お邪魔します〜」
『あっ、ゾム隠れて！』
zm「!?!?」
tn「A〜弟君来たで〜って、あれ……？おらへんな」

……今俺は、ゾムと一緒にクローゼットの中に隠れている。しまった、ゾムだけ隠しておけばよかった。むむ、狭い……こいつ、しかもなんかこいつ触ってくるし……いや、我慢しなきゃ。じゃないとあいつ……

tn「あ〜すまんな、ここにいると思ってんねんけど、おらへんみたい。ショッピ君どうする？」
syp「いえ、ありがとうです。兄さん来るまでここで待ちますよ。」
tn「そか、すまんなぁ。」

出てけよおおおあおおおお!!!!
『んっ、ごめん。ゾムちょっと離れて……(小声)』
zm「無理やな。ここ狭いもんな(小声)」
『くっそつめろや(小声)』
shp「あ。兄さんに電話してみよ」

なんだと！？や、やばい。携帯は今俺のケツポケットだし、俺今動けなﾌﾟﾙﾙﾙﾙﾙﾙ
ｰｰｰｰ無慈悲ｯ!!

shp「？クローゼットの中に携帯忘れてったのか？取っておかないと、だな。」

終わった……完全に……

shp「兄さん！何して……何してんの？」
『あっ……ショッピ。いや今あの〜……隠れんぼをして！』
zm「初めまして弟くん！僕はAの婚約者のゾムと申しまムグッ」
『なんでもないんやで〜えへへへ』
shp「……にーさん。」
『はい。』

腕をぐいっと引っ張られる。そしてショッピの胸の中に包み込まれる。
逃げられない！

shp「ちょーっとお話しようか？」
『ハイ。』

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