花咲き35 プールサイドって地味に痛い ページ38
長名「誰が一番息止めてられるか勝負しようよー！最下位が一番にジュース一本ね！」
長名「じゃあ、レディーゴボボボボボ！」
水中で目を開けると、なじみちゃんが鼻メガネを掛けて只野君を見つめていた。
コレで吹き出さなかった自分を全力で褒めてあげたいわ。
只野君の視線がなじみちゃんから別な方向へ変わったので、私もそちらに視線を移すと＿＿
『「「がへーっごほっごほっ！！！」」』
＿＿全員、古見ちゃんにジュースを買ってあげた。
長名「いやーははは！楽しいねー！よーし、次は飛び込み台に行こうよー！！」
只野「おい、走ると危ないぞ。」
古見「……………！」
只野「古見さん！？」
只野君が古見ちゃんを大声で呼んでいたので、私は古見ちゃんの場所を探した。
すると、古見ちゃんが転んだシーンを私は丁度見てしまった。
『古見ちゃん！？』
私はすぐにプールから上がって古見ちゃんの傍へ駆け寄った。
『救護室！救護室！』
叫びながら私は古見ちゃんを横抱きした。近くに居た人が救護室の場所を教えてくれたので、礼を言ってから其処へ急いで向かった。
＿＿「はい、あんまりはしゃぎすぎないようにね。」
すぐに手当てをしてくれたおかげで、古見ちゃんの怪我は大事には至らなかった。
一緒に救護室を出ると、皆が焦った表情で集まってきた。
山井「古見さん大丈夫！？」
古見「………。」
古見ちゃんは少しの沈黙があってからコクリと力なく頷いた。
長名「んー、その怪我じゃもうプール入れないねー。もう十分遊んだし帰ろっかー。」
山井「そうね。」
二人の会話に古見ちゃんは顔に驚きを浮かべた。それから必死に首を左右に振って何か言いたそうにしていた。
あー、私と只野君は分かるだろうけど……。
只野「あ、僕が持ってきます。」
紙と鉛筆を探し始めた古見ちゃんの様子に気付いた只野君が声を上げた。
ナイス！気が利く男ナンバーワンだよ！
花咲き36 そんなに重く考えないで良いんだよ→←花咲き34 水着って女のロマンだよね
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りょうまる。 - ﾒﾁｬﾒﾁｬｵﾓﾛｲ、、、、 (7月16日 22時) (
レス) @page11 id: c43eafab12 (このIDを非表示/違反報告)
杏子 - 自分が体験したことのようで楽しかったです。続き頑張ってください！ずっと待っています。お体に気をつけてください！ (2022年9月17日 13時) (レス) @page13 id: cca27223f2 (このIDを非表示/違反報告)
RENKA - めっちゃ面白いです！続き待ってます！！ (2022年5月31日 12時) (レス) @page39 id: 345a1df315 (このIDを非表示/違反報告)
黒百合紫那(プロフ) - 続き待ってます(о´∀`о) (2021年12月16日 21時) (レス) id: fb3b56d1cd (このIDを非表示/違反報告)
もも - 古見さんはコミ障です。の夢小説があるなんて思ってませんでした！それに、私の好みのやつでなので、続きが見たいです！頑張ってください！ (2021年11月20日 19時) (レス) id: 27d7d38379 (このIDを非表示/違反報告)
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作者名：†松野家に生まれし次男の弟† x他1人 | 作成日時：2017年10月8日 21時
