花咲き29 最終的にはジャージが一番良いよね ページ32
長名「ねね、古見さんってさ、どこで服買ってるの？どういうの着るのか気になってさー。」
[買ったことないです。]
『「「(買ったことない！？)」」』
只野「え、じゃあお休みの日のお出かけとかは…」
長名「ど、どうしてるの？」
[家からほとんど出ないので…]
「「(それは切ないよ古見さん…！！)」」
『あ、じゃあさ、皆で服買いに行こうよ！私も服の数少ないからさ。』
[その…お気持ちは嬉しいのですが…怖いです。]
『「「(怖い！？)」」』
長名「あはは、なにも怖いことないよー！ボクもAちゃんも只野くんもいるんだから！ね！」
『ねー。』
只野「えっ、僕も行くの？」
長名「当たり前だろー？」
長名「いや、通訳がいないと困るだろ。ボクが。」
只野「あ、ああ、そうか…。」
長名「ねね、他にも誘っていい？」
なじみちゃんが古見ちゃんに訊くと、古見ちゃんはコクリと頷いた。
長名「上理ちゃーん！一緒に古見さんの服買いに行かなーい？」
上理「ひゃいっ！」
上理「えっ…服…あ、私(いぬ)の散歩ですか！？ううううれしいです！い、行きまふっ！」
長名「うん…散歩ではないよ。」
なじみちゃんは死んだ目のまま、笑っていた。
服屋ねー……。正直行こうと思わなきゃ行く気にならないよね。
私は腰に抱き着いてくるなじみちゃんの頭を撫でながら、古見ちゃんと顔を見合わせた。
[お友達と買い物……。嬉しいです。]
古見ちゃんは微妙に口角を上げながら、私にノートを見せた。
可愛すぎかよ。
駅ビル
長名「着いたー！！僕らでも買えるような服を売ってるのは3階だね。」
只野「よく来るのか？」
長名「週に8回は来るね。」
只野「2回行く日があるのか…。」
「あーーーーっ！」
山井「古見さーん！Aちゃーん！やだなにもうぐうぜーん！！」
「「(ぐ、偶然じゃない感じがプンプンする…！！)」」
『わお、山井ちゃんだ。偶然だね。』
山井ちゃんは私に抱き着いてきた。
山井「うぇへへ……そうね！私もよく此処に来るの！」
ちょっ、まっ、鼻息荒くない？
山井「Aちゃんの匂い……！すぅ、はぁ……！至福……！」
うん、何も聞こえないことにしておこうね。古見ちゃんに近付けちゃ駄目だこの子。
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りょうまる。 - ﾒﾁｬﾒﾁｬｵﾓﾛｲ、、、、 (7月16日 22時) (
レス) @page11 id: c43eafab12 (このIDを非表示/違反報告)
杏子 - 自分が体験したことのようで楽しかったです。続き頑張ってください！ずっと待っています。お体に気をつけてください！ (2022年9月17日 13時) (レス) @page13 id: cca27223f2 (このIDを非表示/違反報告)
RENKA - めっちゃ面白いです！続き待ってます！！ (2022年5月31日 12時) (レス) @page39 id: 345a1df315 (このIDを非表示/違反報告)
黒百合紫那(プロフ) - 続き待ってます(о´∀`о) (2021年12月16日 21時) (レス) id: fb3b56d1cd (このIDを非表示/違反報告)
もも - 古見さんはコミ障です。の夢小説があるなんて思ってませんでした！それに、私の好みのやつでなので、続きが見たいです！頑張ってください！ (2021年11月20日 19時) (レス) id: 27d7d38379 (このIDを非表示/違反報告)
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作者名：†松野家に生まれし次男の弟† x他1人 | 作成日時：2017年10月8日 21時
