51話 ページ21
美優side
『ん、んん…あれここ…医務室…っ！！痛った…』
布団を捲ると包帯が腹に巻かれていた
『あぁ…そう言えば私刺されて…目の前に…あの人が…そこからもう記憶が無い…どうやって戻ったんだ…』
マ「赤髪が運んだんだよい」
ドアの方を見るといつの間にかマルコが立っていた。
目が合うとこちらに歩み寄ってきて、ベッドに腰掛けた。
そして私を
抱きしめた
『え、ちょ、マルコ！？！？』
抱きしめられた腕の中で突然の事で慌てふためく私
すると小さく弱い声でマルコが…
マ「すまなかった……」
『え……？』
マ「俺が買い物なんて頼まなければこんな怪我をさせずに済んだのに…本当にすまねぇ…」
顔は見えないが、この船に乗ってこんな弱い姿を見せるマルコは初めて見た。
私を抱きしめるマルコの手が震えている
私はその震えている手に私の手をそっと重ねた。
『マルコ…私は自分の意思で言ったんだよ？しかも私は生きてる！だから…自分を責めないで…ね？』
マ「ありがとよい…美優」
私たちが抱きしめ合っているなか入口から足音がして、ドアが開いた。
サ「んん、いい雰囲気で悪いが、失礼するぜ〜お二人さん」
マ「おい、表出ろよい、くそフランスパン野郎」
サ「え、ちょ、マルコさん！？マルコさん！？やめて！？海に落ちたら俺の素晴らしいリーゼントがぁぁぁ」
と言いながらサッチはマルコに引きずられていきながら出ていった。
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樹音(プロフ) - 咲さん» ありがとうございます！更新ペースバラバラですが、これからも頑張って行きたいと思います！ (2019年1月5日 17時) (
レス) id: 80f4952516 (このIDを非表示/違反報告)
咲(プロフ) - 作品読ませていただきました！続きが楽しみです！これからも頑張ってください！ (2019年1月4日 21時) (レス) id: 4edb929e09 (このIDを非表示/違反報告)
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作者名：樹音 | 作者ホームページ：http://http://uranai.nosv.org/personal.php?t=itikara0524
作成日時：2019年1月4日 20時
