48話 ページ18
前回の続きマルコside
急いで甲板に向かった。
甲板には数人のクルー目の前には美優が立っていた。
エ「美優！良かった無事だったんだな！皆お前のことを心配し「待て！エース！！！」
エースが美優の方に歩み寄ろうとした時、止めたのはイゾウだった。
イ「少し様子がおかしいぞ…」
すると美優がこちらに歩き始めた。
よく見ると、フラフラと歩いており、俯いているので顔もよく見えない。
マ「美優…なんかあったのかよい？」
警戒しながらも美優に近づいた。
その時、美優が突然腰に付けてあった刀を抜き、こちらに走ってきた。
反射神経で何とか避けたが、こちらにまた襲いかかってきた。
美優を傷つける訳にもいかなかったので、護身用のナイフを取り出して、振りかざした刀を受け止める。
美優の顔をよく見ると、いつも綺麗な黒の瞳が、赤くなっていた。
マ「美優やめろよい！！」
刃と刃が微かに擦れる音がする。
美優とは何回か手合わせをしたが、その力はいつもの2倍、いや5倍ある。
何かおかしいと思っていると、美優が小さい声で何かを呟いている。
『……て、コ、ロして！！！』
「「！？！？」」
美優がハッキリと殺してと言っているのが、聞こえた。するとまた何か言っている。
『くす、りを盛られたっ…！皆を、傷つ、ける前に、殺し、てっ！！！！！！』
マ「そんなこと…出来るわけないだろう！！！」
相変わらず攻撃をしてくる美優、こいつを傷つけたくないが、このままじゃ埒があかない！どうすれば…
と考えていた時だった。
ドスッ
鈍い音と共に、美優が意識を失った。
倒れる寸前に支えたのは、ここにいるはずがない
赤髪のシャンクスだった。
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樹音(プロフ) - 咲さん» ありがとうございます！更新ペースバラバラですが、これからも頑張って行きたいと思います！ (2019年1月5日 17時) (
レス) id: 80f4952516 (このIDを非表示/違反報告)
咲(プロフ) - 作品読ませていただきました！続きが楽しみです！これからも頑張ってください！ (2019年1月4日 21時) (レス) id: 4edb929e09 (このIDを非表示/違反報告)
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作者名：樹音 | 作者ホームページ：http://http://uranai.nosv.org/personal.php?t=itikara0524
作成日時：2019年1月4日 20時
