46話 ページ16
『えーと、これでマルコに頼まれたものは全部買えたな！』
あ、どうも美優です〜！今マルコに頼まれたものはを島にある街に買いに行った帰りです！
『はー、てか、この森めちゃくちゃ空気澄んでるな…空気が美味しい気がする…』
小鳥のさえずりが静かな森に響き渡る。
早く帰ってマルコに頼まれたものを渡そうと船に急いで戻ろうとした時だった。
ドスッ
鈍い音と共に、腹部の左側が熱くなるのを感じ手を当てると、赤くヌルッとした液体が手の平にベッタリと付いていた。
力が抜けそれの場に倒れ込んだ。
意識が薄れゆく中で懸命に顔を上げ前を見る。
『は、な、なんで…お前がここにいるんだよｯ…
古川ｯ…！！！』
そこには今では憎くてたまらない古川が立っていた。
古「よぉ、美優、随分と大人になったな…懐かしいな…あの頃が……あぁ、思い出話はあとだな、ちょっとお前には協力してもらうぜ？」
『はｯ…誰が、お前になんかに協力…するか、よ…』
そこで私の意識は途絶えてしまった。
古「こいつを船に運べ、後点滴にこれ混ぜとけ、くくっ、起きた時が楽しみだな！！」
不敵な笑みを浮かべながら古川は闇の中に消えていった。
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樹音(プロフ) - 咲さん» ありがとうございます！更新ペースバラバラですが、これからも頑張って行きたいと思います！ (2019年1月5日 17時) (
レス) id: 80f4952516 (このIDを非表示/違反報告)
咲(プロフ) - 作品読ませていただきました！続きが楽しみです！これからも頑張ってください！ (2019年1月4日 21時) (レス) id: 4edb929e09 (このIDを非表示/違反報告)
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作者名：樹音 | 作者ホームページ：http://http://uranai.nosv.org/personal.php?t=itikara0524
作成日時：2019年1月4日 20時
