プロデューサーの一年A組タイム ページ27
「まぁでもAさんみたいなお姉さんがいたら、心配になるのすごくわかるかも！
俺もゆうたくんが離れていっちゃうの悲しいもん」
「ひなたくん……。
そうやってさり気なく姉貴の頭撫でようとするのやめて欲しいッス」
「ムッ、バレたか」
「甘いッスね」
先生が一向に帰ってくる気配がないのか、みんなダラダラとおしゃべりを始めていた。
「それにしても本当にどうするんでしょうか？
Aさん、これじゃあ一人でいさせるわけにもいかないですよね。」
一部の人は物珍しそうに鉄虎の席へ寄ってくる。
「うーみゅ、両親はどっちも共働きッスから連絡つかないし……。
俺も小さい子のお世話なんてしたことないッスから……。
創くん、確か下の子いたッスよね？」
「はい！
面倒を見るのは得意ですよ」
「じゃあ創くんなら俺がどうしてもってとき任せてもいいっスかね……」
「あ！俺にもゆうたくんっていう弟がいる！」
「俺も、ゆるキャラいっぱいあるから」
「……ゆうたくんとは同い年ッスよね？
翠くん、それはもう論外ッス。」
「妹なら俺もいるけど……」
「じゃあ友也くんも大丈夫スかね……？」
「贔屓だ！ずるい！
俺も幼女のAさんといちゃいちゃしたい！」
「そうだ……！
俺もAさんを愛でたい……！」
「丸見えの欲に姉貴を放り込むわけないッス」
端で悔しそうに泣いたふりをする二人を横目に、Aを取り囲んで一年A組タイムが始まった。
「ほんとうに可愛らしいです！
普段のクールでかっこいい先輩も好きですが、いっぱい笑ってくれる先輩も凄く好きです！」
「あぁ、普段はどこかよそよそしいというか、壁を感じるときがあるけど……。
まぁ俺たちを気遣っての行為ってわかるからいいんだけどな。
それにプロデュース中の先輩のキリッとした顔、どこか北斗先輩に近いもの感じるから良い……！」
だんだんクラスの雑談する声量が大きくなってきた。
その異常なまでの騒がしさにいち早く気づいた隣のクラスの一部は何事かと様子を見に来たようだ。
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結葉(プロフ) - 更新待ってます‼ (2023年3月4日 10時) (
レス) @page30 id: d9ce17d90a (このIDを非表示/違反報告)
時間一日（ときまいちじつ）(プロフ) - れいありすさん» コメントありがとうございます！思ったことを言葉に表すの難しいですよね。それでも伝えようとしていただけただけで本当に嬉しいですし、ありがたい気持ちでいっぱいです。不定期更新ですが完結は必ずしますのでゆっくりとお楽しみいただけると幸いです。 (2020年4月27日 11時) (レス) id: 4c0ef34530 (このIDを非表示/違反報告)
れいありす(プロフ) - この物語とても面白いです!言葉では表せない位何て言うか...面白くて大好きです!更新頑張ってください!応援しています！ (2020年4月27日 8時) (レス) id: 897e8a62fb (このIDを非表示/違反報告)
Music(プロフ) - リクエスト書いてくださりありがとうございました (2019年11月30日 10時) (レス) id: ac04f81fab (このIDを非表示/違反報告)
矢澤こゆき(プロフ) - 時間一日（ときまいちじつ）さん» 作者さんの更新が速すぎて驚きました｡投稿ありがとうございます!! (2019年11月24日 19時) (レス) id: 9da7dff2c7 (このIDを非表示/違反報告)
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作者名：時間 一日（ときま いちじつ） | 作成日時：2019年10月13日 16時
