ジェイドくんは拝みたい【ツイステ】

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また時が進み放課後。

今日は学校が終了してすぐラウンジのシフトが入っている男。


ジェイド・リーチ。

彼は何を隠そう、遭遇確率SSRの腐男子なのである。

「フロイド、ジェイド。

今日も取り立て……ん"んっ、契約違反者へお話を伺いに行ってください」

「はぁい」
「はい」

今回の仕事はホールでもキッチンでもなく、裏の仕事らしい。

二人仲良く元依頼人をラウンジへ招待し、お話をする。


「ねぇ、なぁんで契約守んねーの？」

「こちらはあなたの願いを海のような深く広い慈悲の心で聞いて叶えて差し上げているのに。


こちらだって暇ではないんです」


二人の圧が元依頼人を襲う。

いつもはBL脳の彼も仕事はしっかりやる。


「こいつなんも喋らず口パクパクしてるだけなんだけど、うぜぇ」

しかし今回はどうやら苦戦しているらしい。

「ふむ、では僕が今回は請け負いましょうか。


あ、フロイドは他のところに先に行ってください。

この方はすべて話し終えて頂いたあとに責任持って引きずって来ますので」

「まぁそっちのが早く終わるか。

ジェイドのユニーク魔法ちょー便利だしね。

じゃ、ばいばーい」

「ええ」

ジェイドのユニーク魔法、噛じりとる歯(ショックザハート)は相手に本心を喋らせる魔法である。

フロイドがいなくなったことを確認したジェイドはすぐさま相手の前に片膝を立てて座る。

「では早急に終わらせましょう。

僕の目を見て、"ショックザハー"」

「ﾊｯ……！

フロイド・リーチは！？」


「は……？とっくにどっか行きましたけど」

「チェンジ」

「……モブフロですか……フフ、地雷ですね」

このあと秒で終らせて他のモブフロ(ではない)を阻止するために走ったジェイドだった。

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