【実況者】お菓子な人に○○したい3

大人の恋がしたい《みやゆう》 ページ5

過激じゃないです

意味がわかるとドキドキする話



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もっと早く会えたら

あなたと知り合えたら


「A…泣いてる？」

『泣いてないよ。欠伸』

「そっか」


あなたがまだ一般人の時に会えたら

2人の歩幅も合わせられたのに


『みやゆうさん』

「なぁに？」


私は彼の腕の中でこっそり泣く


どうしてこんなに近くにいるのに、これ以上の関係にはなれないのか

そんなことは誰よりも理解してて、誰よりもわかってない


『…次、いつにしよっか』

「んー…来週の日曜は予定あるから、それ以外ならいつでも」

『一日中空いてる日は？』

「再来週かも」


もっと長く会えたら

あなたと向き合えたら


『じゃあ再来週の日曜日に、』

「朝から？」

『1日お忍びデートします』

「……んふふっ、楽しそう」


どこか他人事のような彼

2人は心を重ねられない


『…じゃあ、寝よ？』

「うん。おやすみ」

『おやすみなさい』


電気を消して目を瞑る

しばらくして、彼の寝息が聞こえてくると

私はゆっくり目を開けた


『……Ti Amo』


あどけない顔にキスをする


その時私は目を閉じる

あなたに会えない明日を見たくないから





「お待たせ。寒かった？」

『まあまあかな、ほら行こ？』

「はいはい」


前から行きたかったカフェ

雑貨屋さん、服屋さん

私は一日中彼を独占した


だから


『みやゆうさん、』

「ん？」


抱きしめられながら私は呟く

ときめく心はまだあなたを信じている


『もう終わりにしよっか』


声に出さないまま

愛してる



「俺は弱いね」

『え？』

「止められないんだもん、Aのこと」


自分から言うなんて

やっぱり狡い人ねあなたは


「…まあ最後だし、時間も忘れるくらいしよ？」

『……うん』


そう言って時計を外して微笑んでくれた

優しい人ねあなたは


「愛してる…よ」

『……』


笑顔崩さないで

嘘を見抜きたくない




ーーーーー

どうも、いちご茶です

みやゆうさんが大人の恋をしてるのが、やっぱり1番わかんないですけど()

するとしたら静かめの、優しい恋だと思います

ぽきれん同様、気分を害しましたら申し訳ございません


大人の恋をしたいはこれにて終了です

次の小説でお会いしましょう

ではまたっ


引用→EXILE/TiAmo

1日遅れのメリークリスマス→←大人の恋がしたい《れん》

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