喪失 08 ページ10
花舞サイド
花舞「それで、
僕一人で倒してしまったんですよ！」
一期「それは凄いですな！
ところで他の皆さんは無事だったんですか？」
記憶を無くした一期に対して僕が考えたのは、
「自分のことをもっと知ってもらう」
というものだった。
これで少しでも一期が僕のことを思い出してくれれば、
という僕の淡い期待もあった。
一期「花舞殿」
花舞「はい、何でしょうか？」
一期「何故貴方は、
こんなにも私に優しくしてくれるのですか？」
-だって、それは相棒だから-
なんて今の一期には言えない。
花舞「何を急に仰るのですか？
僕は貴方の「仲間」では御座いませんか
優しくするのは当然ですよ」
そう言って僕は、愛想笑いを浮かべた。
一期「確かにそうですな。
これからも宜しく御願い申し上げる」
花舞「はい！当然です！」
僕はまだ知らない。
「……。」
僕と一期以外の、
誰かがこの話を聞いていたのを。
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白い狐@それは俺の残像だ - まーくん@無気力さん» おうよ！任せとけ！ (2017年11月10日 4時) (
レス) id: a7fee46017 (このIDを非表示/違反報告)
まーくん@無気力(プロフ) - ふぁいとぉ！だぜ (2017年11月9日 20時) (レス) id: 0043e3c863 (このIDを非表示/違反報告)
白い狐@感謝の発狂 - 晋陽さん» 有難う御座います！そう言ってもらえると嬉しいです！ (2017年10月20日 15時) (レス) id: c85a9812f0 (このIDを非表示/違反報告)
晋陽 - 続きが気になるぜェ……更新ふぁいとですo(｀・д・´)o (2017年10月18日 18時) (レス) id: 8ef45f8c23 (このIDを非表示/違反報告)
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作者名：白い狐 | 作者ホームページ：http://uranai.nosv.org/u.php/hp/sirokiotoko
作成日時：2017年10月14日 3時
