澄んだ青い空の下で【colon】

No,25 ページ29

Aside


６月あたりに仲良くなったころんくんと今日も会う約束をしていた



ころんくんはゆうれいである私と仲良くしてくれるちょっと変な男の子だ


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いつもは約束の時間よりもちょっと早く来るのに今日は遅い


20分経ってもこないから私は校門まで走った


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校門につくとたくさんの人や車がいるのがわかる


そんな中、奥から青髪の特徴のころんくんが来るのもわかった


『ころんくん！』


と手を振って大声で叫ぶがいつもみたいに返事が返ってこない
それに心なしかフラフラしているような気がする


だんだん姿勢を直し近づいてくるのをみてただ疲れているだけかな？そう思った


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そう安心したのもつかの間、ころんくんは倒れた


倒れてもなかなか立ち上がらない


左をみると車がやってくるのがわかる


私は急いで校門から飛び出ると同時に


『危ない!!』


そう叫んだ



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