まさか..........異世界? ページ9
Aside
わぁ...すごいな敦くん!!
私は隣で敦くんがお茶漬けをガツガツと食べている様子に見入っていた。
ちなみに私は珈琲を頂いている。
国木田「おい太宰、早く仕事に戻るぞ」
国木田さんがイライラしながらいう。
国木田「仕事中に突然良い川だねとか云いながら川に飛び込む奴がいるか!おかげで見ろ、予定が大幅に遅れてしまった」
流石にそれはだめだよ太宰さん..
太宰「国木田君は予定が好きだねぇ。」
太宰さんがサラッと受け流し、国木田さんが手帳を机に叩きつけた。
国木田「これは予定表ではない!理想だ!!我が人生の道標だ!!」
太宰「まぁまぁ国木田くん、落ち着いて。ほら、Aちゃんもびっくりしてるだろう?」
「あ、大丈夫です!むしろ続けてもらっても」
こういう修羅場(?)を解決する依頼もあったからねー
しかもこの二人キャラ濃くてなんか面白いし
敦「ぬんむいえおむんぐむぐ?」
国木田「五月蝿い、出費計画の頁にも『俺の金で小僧が茶漬けをしこたま食う』とは書いてない」
え?What? なんで会話できてんの?
敦「んぐぬむ?」
国木田「だから仕事だ!俺と太宰は軍警察の依頼で猛獣退治を」
どうやら国木田さんはむぐむぐ語にも精通してるらしい。
すごいね!
てゆーか、仕事内容物騒だなぁ
普通そういうのって、リコリスがやりそうなものだけど...
河川敷からここに来るまでの間、リコリスがいそうなところを見てたけど、
気配すらしなかった。
まさかとは思うけど...ここって夢の世界とか、異世界とか、そういう類だったり...?
それなら、感じてた違和感に納得するし。
まぁ、かもしれない、位に思っとこ!
私が考え事をしてる間に敦くんはすでに食べ終えていた。
敦「はー食った!もう茶漬けは10年は見たくない!」
ほんとに30くらい食べてそう..
国木田「お前...」
あ、お礼言わなきゃ。
「珈琲ありがとうございます!ごちそうさまでした!」
国木田「いや、いい。気にするな。大した額じゃない。」
わぁイケメン!ミズキが喜びそう。
敦「いや、ほんっとーに助かりました!孤児院を追い出され横浜に来てから食べるものも寝るところもなく…あわや斃死かと」
追い出された?特に問題を起こしそうな子じゃないけど..
太宰「ふうん、君、施設の出かい?」
10話いきました!→←茶漬け30杯ってカロリーどんくらいなんだろう
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アイスクリスタル(プロフ) - ありがとうございます!!そう言っていただけてとても嬉しいです。がんばりますね! (10月10日 18時) (レス) id: f3df70ac44 (このIDを非表示/違反報告)
だいふく(プロフ) - とっても面白いです❗️続き待ってます。 (10月10日 8時) (レス) id: 9d0e8aec3e (このIDを非表示/違反報告)
アイスクリスタル(プロフ) - アイスクリスタルです。お願いします! (2023年5月6日 23時) (レス) id: f3df70ac44 (このIDを非表示/違反報告)
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作者名:アイスクリスタル x他1人 | 作成日時:2023年4月20日 21時