検索窓
今日:8 hit、昨日:1 hit、合計:4,671 hit

18:Now, let's start from here. ページ18

「どういたしまして。


お礼のついでにその異能力解いてくれないかい?」


「やだね。」


間髪を入れずに断る。なぜかって?


だって私にはこの、理不尽という概念がない世界のほうが居心地がいいからだ。


それに、


「私にはそんなこと、どうでもいい。」



少し意外そうな顔をされたが構わずに続ける。



「現に嫌がらせは減ったし、こっちの方がいい。


世界中に理不尽のせいで押しつぶされそうになってる人がいるんだ。


その人たちだってきっと救われる。悪いことなんてない。」


一気にまくし立て、疑問をぶつけた。


「なのに、なんでこの異能力を解かなくちゃいけないわけ?」


少し話してわかったが、こいつはだいぶ賢い。


だから、きっとこの質問に込められたさまざまなものがわかるはずだ。

続く  (更新停止中) お気に入り登録で更新通知を受け取ろう

←17:Even if I understand it now, it won't affect her.



目次へ作品を作る感想を書く
他の作品を探す

おもしろ度を投票
( ← 頑張って!面白い!→ )

点数: 9.2/10 (31 票)

この小説をお気に入り追加 (しおり) 登録すれば後で更新された順に見れます
36人がお気に入り
違反報告 - ルール違反の作品はココから報告

感想を書こう!(携帯番号など、個人情報等の書き込みを行った場合は法律により処罰の対象になります)

ニックネーム: 感想:  ログイン

作品は全て携帯でも見れます
同じような小説を簡単に作れます → 作成
この小説のブログパーツ

作者名:アイスクリスタル | 作成日時:2023年7月14日 21時

パスワード: (注) 他の人が作った物への荒らし行為は犯罪です。
発覚した場合、即刻通報します。