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16:She and him can't understand each other. ページ16

私は資料を読み終わり_____________


________焦りと怒りと、驚きを感じていた。



なんで。なんで、ここまでわかったのだろう。


別に、こうだったとしても、私にはどうだっていい。


邪魔を、するな。目の前の男を睨みつけるが、返ってきたのは


「わぁ、怖い怖いー」なんて棒読みの言葉とへらへらした笑いだった。


イラッとして睨みつけるが無視してそいつは口を開く。


「じゃあもう一度質問するよ。


君は、異能力を使ったね?」


言いたくない。言いたくない、けど、どうせバレているのだ。


白々しい、なんて思いながら返事をした。


「..はい。」



「君は、自分の異能力をどこまで把握しているのかい?」


こいつはどこまでわかっているのだろう。できるだけ情報を渡したくない一心で


大雑把に言った。


「...世界を変える能力。」



「じゃあ、今回は理不尽がない世界に変えるつもりだった?」



「はい。」



やなやつだ。さっきから確認ばっかで何がいいたいのか伝わってこない。



イライラしてくる。


「何が言いたい。」


「うーん、君にさっさと異能力を解いてもらおうと思っていたのだけど、


君がぜーんぜんわかってないみたいだから、教えてあげるよ」



「君の、異能力の本質について。」

17:Even if I understand it now, it won't affect her.→←15:intentions that only you can understand



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作者名:アイスクリスタル | 作成日時:2023年7月14日 21時

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