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10:’’To destroy the world'' ページ11

Dazai side


「ええ、使いましたよ。
この世界を、壊すために。」


「あの騒ぎを収めたの、太宰さんだったんですね。
なんで覚えているんですか?」


先程とは違い、堂々と話す様子に驚いた。


「私の異能力のおかげさ」


にしても、”世界を壊すため”か。


大きく出たねぇ。


彼女の異能力は相当強い。


後をつけていたのもマフィアだった。


マフィア側に回られるとこちらとしてもあまり太刀打ちできない。


さて、どうしたものかなぁ。


保護したいけど、彼女が大人しくついてこないだろうし。


....。仕方ない、実力行使でいこうかな


さっきからこちらを訝しげに見ている彼女を見て、少し笑った。

11:I'm coming because of you→←9:paradox 



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作者名:アイスクリスタル | 作成日時:2023年7月14日 21時

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