死神とJKの犬講座！

ナナさんの２つの願い ページ8

「こんにちは。死神です。
あなたを迎えに来ました。」


「Aです！」


(ああ、あなた達が...私はナナ、よろしくね)


ナナさんとご対面。


こんな挨拶で驚かれないのかなと


思ったけど、事前に死神協会から知らせているらしい。


ちなみになぜ犬語がわかるのかというと＿＿＿＿＿＿＿



「これ、食べておけ。」


「ほいっ」という言葉と共に投げられたものをキャッチする。


見ると、こんにゃくだった。


「こんにゃく？」


「ああ、それを食べるとどんな言語でも理解することができるんだ」


「ほんやくコンニャク！？」


まじかよ。


死神の道具ってあの猫型ロボットのパクリ説出てきた。


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こんな感じで(？)私達はナナさんと話せている。


「我々はあなたを天国にお送りします。


が、その前に２つ願い事を叶えることができますよ。なにか心残りはありますか？」


死神さんが淡々と言った。いや、もうちょい感情込めようよ。明るくしようよ。


なんて(心の中で)突っ込んでしまう。

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