＊ ページ7
「ふーん、そっちは新人ちゃんか？よろしくな！」
「よ、よろしくお願いします..」
ここは死神協会。
死神さんいわく、魂の情報を管理しているのがここだそうだ。
電車を降りたあと、蜘蛛の巣が貼ってそうな廃墟に直行した。(結構きれいだったけど)
え、電車賃？
なんとか足りた。
(忘れてたけど)災害用のお金持っててよかったぁ..
一人安堵していると、何やら話し終えたらしい死神さんが向かってきた。
「ほら、お前の資料ももらってきたぞ」
「え、これなんですか？」
「俺たちがこれから回収しに行く魂の生前の情報がのってある。
読み上げるからよく聞けよ」
「名前はナナ。
青森県に住んでた。
死因は病気だな。
一般家庭に飼われていて、家族に看取ってもらったらしい。
性格は穏便で優しい。」
「まぁ、こんくらい頭に入れとけばいい。
他にも書いてあるから読んでおいてくれ。」
「わかり、ました」
あんまりこの資料を見てもピンとこない。
けど、初任務だし、何よりこの死を大事に扱いたかったから
ちゃんと読むことにした。
きっと、私にできることはそれくらいだ。
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「読み終わりました。」
と、声をかけると死神さんは「そうか。」と言い歩き始めた。
ついていった先にはなんてことない普通のドアがある。
「よし、今から今回の任務先にむかう。」
「どうやって行くんですか？
もしかして、そのドアで..？」
だったらどこでもドアじゃん！とわくわくしながら質問すると、
「あぁ」と返ってきた。
「まじですか！？
やった、早く行きましょ死神さん！！これどうやって使うんですか？！」
勢いよく聞くと、「なんでそんなにハイテンションなんだ...」とか
ぼやきながら教えてくれた。
使い方はどこでもドアと一緒で、行きたいところをつげて
ドアを開ければもうそこは目的地らしい。
いや、まんまどこでもドアじゃん。
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アイスクリスタル(プロフ) - 読んでいただきありがとうございます。そう言っていただけてとても嬉しいです！更新頑張ります！ (7月27日 0時) (
レス) id: f3df70ac44 (このIDを非表示/違反報告)
ぺぽん(プロフ) - イベントに参加いただきありがとうございます。作品読ませていただきました。死神と主人公の掛け合いが面白く、サクサク読み進められました。これからも頑張ってください🥰 (7月26日 18時) (レス) id: 83a944f022 (このIDを非表示/違反報告)
アイスクリスタル(プロフ) - のあさん» いえいえ、お気になさらず！コメントありがとうございます！ (6月16日 23時) (レス) @page1 id: f3df70ac44 (このIDを非表示/違反報告)
アイスクリスタル(プロフ) - のあさん» ありがとうございます！！そう言っていただけてとても嬉しいです！がんばりますね！ (6月16日 23時) (レス) id: f3df70ac44 (このIDを非表示/違反報告)
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作者名：アイスクリスタル | 作成日時：2023年6月16日 23時
