This is LOVE 【スノ短編集】

・2 #これがいつもの日常です ページ10

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「ねぇ、ほんとに心配したんだよ？」







「ごめん、なさ、ぃ、」







「はぁ、、これで何回目？」






「っ、、すみませ、ん、、」






「何回目って聞いてんだけど」







正座してる俺の目の前に立って見下ろしながら
蓮にお説教されてる




なんでこんなことになったかって？



事の発端は1ヶ月前に遡る





俺が蓮に言われてる門限わすれてて、、普通にブラブラして帰ってきた時のこと




「何時だと思ってんの」





玄関を開けた先には鬼みたいな蓮がいた





「何回連絡したと思ってんの？
電話くらい出れたでしょ、」






「ぇ、あ、や、ごめ、ん、なさい、、」





時計を見てみるとまぁまぁな時間で、、

何回か門限を破ったことはあってもこんなに遅れたことはなかったから心配させたな、、って申し訳なかったし
もう絶対破らない！って決めてたんだけど、、




普通に飲み会行ってベロンベロンになって遅くに帰ってきたり、、とか、そういう時期に限って門限破りまくっちゃって、、

挙句の果てく連絡一つもいれなかったから

まぁ、俺が悪いわけだけど、、




流石にながいって、、！

もうあし、、しんどいっ、、！






｢れんっ、、もぉ、しないからぁ、｣





すがり付くようにそう言ってみるけど

今日の蓮は手強いらしい





「それ何回目も聞いた

俺言ったよね？次は許さないって」




「し、ら、なぃ、」




嘘、
覚えてないわけない






「はぁ、目泳いでるし、、」


「もうっ、、ほんとに心配になるの、
連絡くらいしてっていつも言ってるしょ、」




「はぃ、、」





「そもそも門限守ろうよ、前あったこと忘れてないでしょ？」





「ねぇ、聞いてる？」





あぁっ、、もう足無理っ！！

気づいたら崩れてた正座






「へぇ、、話もまともに聞いてないし、、
まぁ覚悟できてるんでしょ？」







「ぇっ、、」






「今日は寝かせないから」








阿部亮平、本日命日を迎えることになりそうです

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