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女子1「一ノ瀬く〜ん?あっ!彼方君って呼んでい
い??」

女子2「彼方君ってカッコいいよね〜!」



休み時間、案の定、一ノ瀬君の席の周りにはクラス

の女子たちが集まっている。



そして、女子たちが、隣の私の机や椅子に、気付か

ずにぶつかっている。


迷惑だぁ!早く休み時間終わらないかな…


まふ「凄いことになってるね、あっち。」

『びっくりだよ。』




一ノ瀬君をチラッと見ると、やはり迷惑そうな表情

を浮かべている。


そりゃそうだ。大声で周りで騒がれたら。


それに一ノ瀬君、あんまり会話が得意そうなタイプ

に見えないし。




チャイムが鳴り、女子たちが座り始める。


かわいそうだったな、一ノ瀬君。


『大丈夫?

なんか、こういうの苦手そうだったから…』


一ノ瀬「ありがと。あと、うるさいのが

苦手なの当たってる。」


その時、先生が入ってきたので話が終わってしまっ

た。

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作者名:皐月レイカ | 作成日時:2017年8月20日 11時

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