あの子になりたい【苺】

2話 ページ3

私が小学生の頃_______


『…………ｸﾞｽﾝ』


母｢A…？学校で嫌なことでもあったの…？｣


『みんなに…無表情すぎて一緒にいてもつまんないって…』


母｢私は思ったことが顔に出ないクールなAちゃんが大好きなんだけどなぁ…｣


『ほんとう…？』


母｢うん！だからAちゃんはAちゃんの魅力があるじゃない！人の気持ちを誰よりもよく理解出来る優しい私の自慢の娘よ！｣


『お母さん…大好き…』


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小6になってお母さんが病気でなくなってしまった

お父さんが言うには病気は3年前から分かっていたらしくなくなってしまうことも分かっていたらしい



『ﾋｯｸﾞ…なんで…お母さん…ｸﾞｽｯ…いやだよ…』



お母さんは私を悲しませたくなくて秘密にしていたのかな…なんて今はそう思ってる


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中一になったばかりの頃お父さんに突然言われた


父｢お父さん…再婚しようと思ってるんだ。でもAの気持ちを聞きたい。嫌ならお父さんは再婚なんてしないから。｣



え…再婚…？でも私はお父さんと2人で…

でも…お母さんがいなくなってお父さん…寂しいのかな…

私は自分の気持ちを押し殺すことにした



『いいと思うよ…再婚…』


父｢もうお父さんがいない間1人で家事をやってもらわなくても大丈夫になるな…！｣


『……………うん』



別に…家事は楽しいし苦痛じゃないんだけどな…


この時に自分の気持ちを押し殺したことに今でも後悔している_______

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