【混.ぜ.メ.ン】短編集

mega ウソつき(1) ページ6

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! !gl,百合注意! !





?「やったーー! !」


喜んでいる彼女の隣にいるのは私,Aです。


「私買い物行きたーい」

mega「服見るの? だったら私が選ぶ ! !」


事がおきたのはついさっき。

アテレコ募集のオーディションに参加するための練習だとかなんとか。

シナリオはデートだから,ということで出掛けよう! !となり今に至ります。


「ﾀﾗﾁｵとかじゃなくていいの? 」

「百合のデートだからねー」

本人曰く,そうらしいです。


回想していたらデパートに着いた。


「どこから見る? 」

「うーん……megaちゃんのおすすめのところかな」

「無茶ぶりっすねー」

とか言いながら案内してくれるmegaちゃん。


こ,ここがmegaちゃんのおすす……え?


「ちょい探してくるわー」

困惑する私をおいて先に行くmegaちゃん。


お店の外装も内装も,かなり好みだった。



ワゴンの中を見てみる。


「え,かわい……」

ただ可愛いだけじゃなくて,どこか大人っぽい雰囲気の服。

こんなお店あったんだ……なんて思うくらい私の好みドストライクなお店だった。


中に入っていく。


さりげないフリルがあるものとか,わりとカジュアル系でシックなものがないだとか,良いお店を知ったと思う。


megaちゃんのことだから,もっとパカいお店を選ぶと思ってたら予想外のセンスだった。


当の本人を見てみると……

mega「この黄色のストッキングかわいー」


隣のお店にいるようです。

「megaちゃん,私の服! !選んでくれるんでしょ? 」

なんて急かしてみる。



「もう決まってるよー」


早っ,気にな……





る…………?


「ちょっと待ってて! !」



大人しく待っておこうか(白目)


小走りで戻ってくるmegaちゃん。


腕の中にある服はmegaちゃんとは思えないくらい可愛い服を持ってきてくれた。

普段はアルパカ着てる人なのに……


白のオフィショルなんだけど,裾の部分がくしゅくしゅってなっててかわいい。しかも透けないタイプだから嬉しい服。

流行色のワインレッドのミニスカートもあって,オフィショルとは相性がいい。


「megaちゃんが選んだとはおもえない……」

「ふふー♪」

「いや,褒めてな……いのかな ?」

カジュアルが多い印象のお店だったけど,バリエーションが豊富なんだなー。


「お会計済ませてくる! !」

「はーい」


〜〜
続きます(何周か周ります)

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