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「初めまして……」
「あ、どうも。うちのバカがすんません」
そう言ってペコペコと頭を下げているトントンさんという彼。
少し筋肉質で、男らしい人。
ジムにでも通っているのだろうか。
「い、いえ……お気になさらず。それよりも……」
「……初対面で敬語崩せって難しいですよね。まあ……よろしくな」
気を遣ってくれたのだろう、自ら敬語を崩してくれた。
子供であっても多少は難しいはずなのに……
尊敬する。
「あと数人紹介が済んでないみたいやけど……名前だけでええか」
お前からなと言い、比較的背の低い人を指定するトントン。
「俺……かな、うん。ロボロでーす! !」
「ひとらんらんだよ」
「シャオロンですぅ」
順序よく名乗っていく3人。
仲良いんだなって思えるくらいテンポがいい。
ちなみにひとらんらんさんは細い目で、まさに日本人みたいな顔をしている。
そしてシャオロンさんはピンクのニット帽を被っていて、好きなのか、そのニット帽に豚のバッジをつけている。
「ああ、適当にタメでいいよー俺らもそうするし」
なんてシャオロンさんに言われたが、年の差や初対面なため、難易度が高い。
「急じゃなくていいからね、俺もムリだし」
とひとらんらんさんが言ってくれた。
ありがたい気遣いだ。
「ではそうさせていただきます」
そういうと3人はにっこりとした笑顔を向けてくれた。
初めて"居場所"ができた気がする。
私の、落ち着けられる"居場所"。
「そういえば軍曹と兄さんがいないな」
「まだいるんですか!?」
こんなにいてまだ集まるとは……先生たちの人脈が恐ろしい。
「シッマさ、どうすんの?」
「し、しっま……?」
初めて聞く単語に困惑する。
「あー、コネシマのあだ名やで」
鬱が説明してくれる。
「え、そうなの?じゃあ私そっちで呼びたい! !」
シッマのほうがフレンドリーでいいよね、多分。
「え、シッマええなー」
「はっはっは ! そーかそーか! !」
「え、え、俺も大先生とかうっちゃんって呼んでほしい……それか大ちゃん」
何故か羨ましそうにする鬱。シッマに至っては爆笑している。
シッマの笑い方好きだなあ。
「え、だったら大ちゃんって呼ぶ」
「おっし! !」
右手でガッツポーズを作る大ちゃん。
私も、喜んでもらえて嬉しい。と思う。
「まあ久々に大体揃ったことだし、どっか行かない?」
「おお、いいなそれは。ナイスだロボロ! !」
……みんなで出かけるみたいです。
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小鳥遊 時雨。 - テネブラエさん» ご指摘ありがとうございます!!修正致しました。これからはできるだけ少なくなるように気を付けます!!! (2018年4月1日 18時) (
レス) id: 0d4223436a (このIDを非表示/違反報告)
テネブラエ(プロフ) - すいません8話のバリトンがハリトンになってますよ~ (2018年3月27日 19時) (レス) id: 706598854f (このIDを非表示/違反報告)
苺飴。 - ルミナ（ルナ）さん» ご指摘ありがとうございます ! 記憶ガバガバですみません(笑) 修正加えますね。 これからも頑張ります! ! (2018年2月25日 12時) (レス) id: 0d4223436a (このIDを非表示/違反報告)
ルミナ（ルナ）(プロフ) - すいません、面白いんですけど一つだけ。４ページのところは、『そうか、そうか、つまりきみはそんなやつなんだな。』です！更新頑張ってください！ (2018年2月25日 7時) (レス) id: bc62a29e53 (このIDを非表示/違反報告)
苺飴。 - 違反報告までお手間をかけさせてしまい、すみません。以後気を付けます。 (2018年2月24日 12時) (レス) id: 61f445cd36 (このIDを非表示/違反報告)
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作者名：葉月。f31 | 作成日時：2018年2月20日 20時
