ナンパ(月兎様リク) ページ28
久しぶりにコビーくんと休みが被った私は今、待ち合わせ場所でコビーくんを待っている。
『コビーくん、まだかな･･･』
「そこのお嬢ちゃん、誰か待ってるの？」
「俺たちと一緒に船に乗って旅しねえか？」
2人の男が私の傍に寄ってきた。たぶん、この感じだと海賊だと思った。
『･･･』
無視してたら腕を掴まれた。
『ちょ、やめてくださいっ』
私服だからか私が海軍とは知らないであろう。
「いいじゃんか、美味しい飯とかいっぱいあるよ？」
能力を使えばいいのだが、さすがに街の中で能力を使えずにいた。
抵抗を試みたが、強い力で掴まれているため男の腕から抜け出せなかった。
「ほらほら、抵抗しても無駄だからさ、こっちおいでよ」
もう片方の腕が空いてたので、私は一人の男の顔を殴った。
「ってぇな･･･優しくしようとしたがもう許さねえ」
顔を殴ったことを後悔した。男は二人がかりで私を一目のつかない路地裏に連れていく。
『な、なにするんですかっ･･･』
さすがに少し怖くなって声が震えてしまった。
「そりゃあ、なあ？こんな美人なんだ。体もいい体してんだろ？」
そう言って一人の男が私の服の中に手を入れてくる。
『ひゃっ･･･や、やめてください！』
「そこまでです！」
突然ここにいるはずのない人の声が聞こえた。
『コビー･･･くん･･･』
私はコビーくんの姿を見た瞬間涙が出てきた。
「あぁ？なんだてめぇ」
「僕はその人の恋人だ」
「お前みたいな弱そうなやつがか？」
「ははっ笑わせてくれるぜっ･･･！」
笑っていた男の一人が吹き飛ばされた。コビーくんによって。
「ってぇな！なにすんだ！」
「それはこっちのセリフです！彼女が嫌がってるのわからないんですか！？」
「その顔がいいんだよ！顔が！！」
「っ！」
コビーくんがその言葉を聞いて怒った。
「その人は、あなたたちのような汚い人が触れていいような女性じゃないんだ！」
「んだとてめぇ！」
男の一人がコビーくんに殴りかかろうとしたが、コビーくんは一瞬にして男の背後に回った。
「な！」
背後に回ったコビーくんはすぐさま蹴りをいれる。
「ぐあっ！」
「このやろ･･･！」
もう一人の男もコビーくんに殴りかかろうとしたが、コビーくんは華麗に避け相手の顔を殴った。
「ぐっ･･!!」
「て、てめぇ！なにもんだ！」
「僕は、海軍本部の大佐だ」
「か、海軍だと！？」
「お、おい。逃げるぞ！」
「あ、あぁ！」
2人の海賊はコビーくんが海軍と知った途端逃げ出した。
続きます
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恋依(プロフ) - 初恋をして15年……早い…コビー好きすぎました……夢が叶った気がします…… (11月13日 3時) (
レス) id: 2800c33a9f (このIDを非表示/違反報告)
天然石 - 早く続き更新してほしいです (2023年3月19日 17時) (レス) @page44 id: 9e1c69280d (このIDを非表示/違反報告)
FROM 13 - 自殺しようとした主人公ちゃんを止めるｺﾋﾞｰ君カッコよすぎます❤(ちなみに私もｺﾋﾞｰ君推しです🎵) (2023年1月15日 0時) (レス) @page35 id: 7a02670e78 (このIDを非表示/違反報告)
いちご(プロフ) - noppiさん» ありがとうございます！早めに更新出来るように頑張りますので！もうしばらくお待ちください🙏 (2022年11月23日 18時) (レス) id: 9c8b7dd3b3 (このIDを非表示/違反報告)
noppi(プロフ) - 続きが楽しみです！！ (2022年11月23日 12時) (レス) @page44 id: b90efc2fe0 (このIDを非表示/違反報告)
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作者名：いちご | 作成日時：2022年8月20日 3時
