3ﾃﾞｽ ページ4
着替えの服取りお風呂へ入りまだやっていなかった宿題を済ませる
公園に行きたくなり、お母が帰って居ないため
手紙を残して外に出る
公園につき朝と同じブランコに乗る
「はぁ〜、後半年？もつかな
今日みたいなのだったら風邪ひくぐらいで済むんやけど…」
そんなことを考えながらブランコに乗っていて
気がつけば空はオレンジ色に染まっていた
「そろそろ帰らなきゃいかんな」
明日のことを思うと帰りたくなくなった
家に帰れば、時間の進みが早く感じてしまうし、なにより笑っていないといけないから
またため息をつき、重たい足を動かす
玄関のドアを開け いつものように言う
「ただいま〜！」
「おっ帰って来た、ご飯出来とるけ食べり」
「はいよ」
今日あったことは気にせず
朝、起きていつもどうりの時間に家を出た
学校に着いて上靴に履き替えようと下駄箱へ行くと楼亜さん達が待っていた
「Aさん お、は、よ！」
「今日もぉ来てぇくれるよねぇ？」
「あの、橋の下ですか？」
楼亜「そうよ、あっそうだ昼休みは体育館裏に来てくれない？」
えっ そこは…行きたくない、あそこだけは汚されたくない
「体育館裏じゃなきゃダメですか？」
楼亜「なに？私達に歯向かうつもり!?」
「えっあっ…」
「どうなるかぁ分かってんのぉ？」
「別に、昼休み…い、行きます」
楼亜「言う通りにしてくれれば良いのよ」
「本当、本当！痛い目みるのはAさんなのにね！」
言う通りにしてれば酷くならないの？
言うことがなくなったのか楼亜さん達は外へ出て行ったと思ったが、最後に1人の子から『逃げたらどうなるか分かってるでしょうね？』と言われた
今日って金曜日？だっけ最悪…昼休みはおじいちゃんが来るじゃん！しかも放課後は色々教えてもらうのに
嫌やな1日が始まり時間は流れて昼休み
「はぁ〜」
おじいちゃん!!今日は居ないでおくれ！
そう願うが神様は私の願いを聞いてくれなかった
おじいちゃん居るし…あれ？隣の子誰だろうってそんなこと考えてる場合じゃ
楼亜「あら、素直な子」
お願い、気づかないで下さい!!
「なんで、です？」
「ねぇ、Aさんってぇ人にぃ何にもぉ言えないえないんだよねぇ」
「なに？か弱い子ぶってんの？ふっ」
ただ言えないだけか弱い子ぶってないし、したくない
こんな私がか弱い子とかキモイはそんなん
「何にも言えないなら、この事だって言わないんでしょ？」
楼亜「てか、言わせないわよ…そうだ！私達の下僕になる？」
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作者名：*海底*〜sora@STヲタ | 作成日時：2019年4月5日 18時
