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you side






女子「環くんなら夏は何処へ連れてってくれる?」

環「君の行きたいところならどこへでも」


ーーー

馨「酷いよみんなの前で」

光「ごめんよ馨、あの時のお前があんまりに可愛かったから…」

馨「光…!!」

ーーー


ハルヒ「よくわからん世界だ…」

鏡夜の奥にいるハルヒたんが引いている

鏡夜「各自の特徴を生かしお客様のニーズに応えるのが方針でね」


『ちなみにね!環がうちのナンバーワンだよ!』



指名率7割だよ!すごいでしょ!と
ハルヒたんに教えてあげる



ハルヒ「あんなのがナンバーワン…!?」

指名データを見て驚いている



鏡夜「当分君は雑用係だ、逃げるのは自由だが…我が家には有能なスタッフが揃っていてね」


君、パスポートは持ってる?と
鏡夜は意地悪そうな笑顔を貼り付けている



環「そーよ、しっかり800万円分働いてねダサ岡くん♡」

環がハルヒの耳に息を吹きかける



やめてくださいと言うハルヒたんと
立派なテクなのに〜〜〜と残念そうにする環を横目に





『いいねぇハルヒたん、可愛いねぇ』

隣にいる鏡夜に話しかける


鏡夜「やけに藤岡を気に入ってるな」

『だって鏡夜も気づいてるでしょ?』


おや、なんのことやらと白を切る鏡夜

『初めてだなぁ女の子同士お友達になれたらいいなぁ』





ちらりと環たちの方を見ると




双子「ぎゃははは」

なにやら落ち込む環とげらげらと笑う双子たち




環「キング、俺はここじゃそれで通ってるから」

拗ねたようにそういう環だが

光「ちょっと邪魔ー殿下ー」

馨「サボってないで働いてよー殿ー」

鏡夜「環、指名客たまってるぞ」

『そうだ環ー食堂行こうよー』





お腹すいたぁ、と環をグイグイと引っ張って出口に向かう

鏡夜「あほか、環は仕事だ」

ひっぺがされて勝手に行けと、ぽいっとされる



『わーん鏡夜がいじめるよー』

女子「A様が泣いてるわ誰か写真を撮られて!?」

女子「しっかりおさめましたわお美しい…」

と話されていることなぞ露知らず扉の前で泣いていると





ガチャ









埴之塚「ごめーん遅れたーー!」

5→←3



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作者名:塩胡椒 | 作成日時:2022年3月25日 16時

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