マーク ページ7
貴方side
チュッ
あ「〜っ、ん?」
目を覚ますと、じっと私を見つめる綺麗な流星の顔が目と鼻の先にあった。
そうか、あのままソファーで寝ちゃったんだ。
上体を起こして周りを見ると、もう夕方なのかオレンジ色の光が窓から差し込んでいた。
ふと、首に何か違和感を感じて触ってみるけど、何もない。
流星は嬉しそうな、そして少し悪い笑顔を見せる。
あ「…まさか。」
流「おん、マーキングしといた。」
涼しげな顔で言う流星は、ソッと私の首筋を撫でた。
流「目ぇ覚めたら無防備に目の前で寝とるAが悪いんやで。」
あ「もう!そんな事言ったら、もう膝枕しないよ!」
流「それは困るなぁ…。」
ぽりぽりと頭を掻く流星は全く困ってなさそうだった。
そして、私の頬へと手を伸ばした。
流「なら、もっとちゃんと俺を躾けてや。ご褒美くれるんなら、いくらでも我慢するから。」
流星は本気ではないと思うけど自分を犬みたいに言う事がある。
よく知らないけど、本人曰く人間でいる事に疲れたらしい。
あ「なら、まず頭をどけて。濱ちゃんの所に行かなきゃ行けないから。」
流「あー、そんな時間か。分かった、早う行ったって。拗ねると面倒やからな、あの人。」
そう言って、のそっと起き上がる流星。
本当に困った人だけど、基本聞き分けがいい所はやっぱり憎めない。
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紅実(プロフ) - はじめまして。あかねです。今日初めて、このお話を拝見しました!!お話書くのが上手すぎて、一気に読み進めちゃいました!!続きも読ませていただきます! (2017年8月19日 11時) (レス) id: e7ccfa4648 (このIDを非表示/違反報告)
ともえもん(プロフ) - まるぴんさん» コメントありがとうございます!そうですね笑 私もあの作品大好きです。頑張らせて頂きます! (2017年5月21日 9時) (レス) id: 248b2f99ac (このIDを非表示/違反報告)
まるぴん - ともえもんさん» おすわりーで、犬○叉かと思いました(笑)この話大好きです!更新頑張ってください! (2017年5月17日 16時) (レス) id: 34287fdb03 (このIDを非表示/違反報告)
ともえもん(プロフ) - あしゅさん» ありがとうございます!誠心誠意書きます!( ̄^ ̄)ゞ (2017年3月24日 9時) (レス) id: 248b2f99ac (このIDを非表示/違反報告)
あしゅ(プロフ) - こういうお話、すっごく好きです!o(・д´・ )ゞ応援してマッス♪ (2017年3月23日 20時) (レス) id: 78d0121fe2 (このIDを非表示/違反報告)
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作者名:ともえもん | 作成日時:2017年3月6日 18時