いっその事 ページ17
藤井流星side
結局、俺たちはせっかく分けたグループに関係なく、5人で話し合いをしていた。
でも、紙の内容を話さずに進める会話なんて上手くいく筈もなく、意見がすれ違ってばっかりや。
俺の紙に書かれていた
『Aに集まる男の中に紛れた敵からAを守る。』
っていう事は、その他のこの4人の中に敵が居るってこの事やんな。
帽子被っとる人も居らんから帽子屋も分からへんけど、Aが俺と照史くんを選んだって事は照史くんちゃうかなぁ?
望「なあなあ、俺Aと行きたい所あんねんけどー。」
あ「!わ、私も行きたい所ある。」
望「ほらほら!やっぱりー。」
あ「で、でも…のんちゃんじゃなくて濱ちゃんとなんだけど…。」
濱「!!俺もAと行きたい所あるでー!」
望「なんやねーん!!これがツンデレかー!?」
さっきから望がめっちゃAと居りたがっとるけど、本人はなんか避けとるんよなぁ…。
敵って望かも知らん。
神「あ、おーい!ってあれ?なんで皆揃っとるん?チーム分け意味ないやん。」
すると、そこに神ちゃんがやって来た。その後を渋々ついて来ている重。
照「結局皆で話し合っとるところやで。2人はどうして来たん?」
神「いやさ、やっぱ重にはAがいるなぁって思ってん。だから、こっちのチームにA来てくれへん?」
重「はああ!?」
望「いやいや何言っとんねん!俺とAが居れば…って、そっか!重とA!それもそうやなぁ!いやでも…あれ?」
あ「え?いや…あの…。」
皆、困惑したり難しい顔したりで全然話が進んでいかへん。
というか、神ちゃんと重まで増えてまた敵の候補増えたやん。
なんか頭いかれそうで、もう嫌になりそう。
皆それぞれ目的がある。
例えば俺は敵を防ぎながら、Aの目的を叶える事。
なら、俺が今できる事なんてそんな多くない。
流「あんさぁ、もういっその事ジャンケンせぇへん?」
皆「…はい?」
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パープルノンショルダー - すっごい面白くてどんどん読み進めてしまいました!才能ありますね!更新楽しみにしています! (2017年9月13日 1時) (レス) id: 9eee7eac5e (このIDを非表示/違反報告)
ともえもん(プロフ) - 沙奈さん» ありがとうございます!これからも盛り上がる内容を目指して頑張らせて頂きます! (2017年8月31日 21時) (レス) id: 248b2f99ac (このIDを非表示/違反報告)
ともえもん(プロフ) - M2さん» ありがとうございます!更新遅くなり、大変申し訳ないですm(__)m頑張らせて頂きます!! (2017年8月31日 21時) (レス) id: 248b2f99ac (このIDを非表示/違反報告)
沙奈(プロフ) - ドキドキしながら一気読みしてしまいました!更新楽しみにしてます! (2017年7月4日 22時) (レス) id: df96132753 (このIDを非表示/違反報告)
M2 - すっっっごく面白いです!毎回楽しみにして読んでます。更新頑張ってください! (2017年6月22日 0時) (レス) id: 9a75fba867 (このIDを非表示/違反報告)
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作者名:ともえもん | 作成日時:2017年3月2日 15時