Regarde moi ページ5
眩しい…？
「うん…？」
さっきいた場所とは全く別の場所にいた
「波の音？」
さっきは野原にいたはずなのに今は真っ白なビーチに倒れていた
「ん…死んだと思ったのになぁ」
何故死んでいないのかはわからないけれど
真っ青な海に太陽の光が反射して眩しかった
けれど暑いと感じることはなかった。
海の色に魅入られて、そろりそろり海に近づいた。
「冷たっっ！？」
ドッッボン
海に落ちてしまった。
「ふがふっっ」
(息ができない！？)と慌てていたが落ち着こうと口を開けたら空気が肺に入った。
海の中でも呼吸が出来た…？
夢だからだろうか？
そんなことを悶々と考えていても自身の身体はゆっくりと落ちていく
真っ暗でなにも見えなくなるぐらいまで落ちていった
けれどまだ底は見えない。
そこに着いたところでなにもないけれど
皆…なにやってんやろ
俺のこと心配してくれてるんかな？
いや多分ないな…
その時少しだけほんの少しだけれど『寂しい』と感じてしまった
瞬間
目の前が水色の光に包まれた。
「まぶっ」
少しずつ光に目が慣れてよく見ると
最初は冷たい印象があるが
触れてみると、とても温かくとても美しかった
「大せ………い」
声が聞こえたような気がした
その水色の光と共に落ちていくと
また目の前が眩しくなった
「…ん！？」
次は黄色の光だった
水色よりも大きさは小さいけれど明るく温かかった
「おき…大せん………」
また声が聞こえたような気がした
底のない海を落ちていると
いろんな色の光が自身の体を回っていくのだ
よく見るのは水色と黄色の光
最初の2つの色より見ないが長く近くにいるのは橙色、紫色、桃色の光
よく声が聞こえるのは薄茶色、黄緑色や深緑色、白色の光
最初は気づけなかったが、自分の身体を包みように光っている空色の光
見る数は少ないけれどとても心地の良い漆黒色の光
一度しか見たことはないが嗅いだことのあるような香りがした菫色の光
1つも光がない時にゆっくりと現れる赤色の光
その時に限って
「目……ませ！大せ……」
よく声が聞こえる
やめてやめてよ起きたくないんだ。
自らが傷付けた腕がジクジクと痛み出す
13色の光の球がくるくると自分の周りを回る
目からどんどん雫が落ちてゆく
雫が当たったところから暗い海が溶けてゆき
暖かな光が差して照らしに行く
暖かな光が自分を包み、仲間のいる世界へと連れ出す
「「「「起きろ！大先生！！！」」」
もう起きる時間だ。
さぁ目を開けなくては。
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笹人間(プロフ) - エビ@教授推しさん» 頑張ってみます…。下手ですが、、、R指定はマークしときます！ (2022年10月17日 10時) (
レス) id: 702d734607 (このIDを非表示/違反報告)
エビ@教授推し - 笹人間さん» わっ…！返信ありがとうございます！注文が多くて負担になるかもしれませんが、mbtnのお話,R表現とかってできますかね…？できなかったらそのままでも大丈夫です！！コメント失礼しました！ (2022年10月10日 14時) (レス) id: b7456f6b82 (このIDを非表示/違反報告)
笹人間(プロフ) - エビ@教授推しさん» 遅くなって申し訳ありません！わかりました！mbtnですね！了解いたしました。遅くなるかもしれませんが…絶対に書きます！ (2022年10月7日 12時) (レス) id: 702d734607 (このIDを非表示/違反報告)
エビ@教授推し - 初コメお邪魔します(？)ほんっっっとに、できたらでいいので、mbtnつくってくれますかね…？(mb攻め好きな人間)ほんっっっとうにできたらでいいです！返信お待ちしております！！(もしできたら、シチュはおまかせします！) (2022年9月26日 23時) (レス) @page8 id: b7456f6b82 (このIDを非表示/違反報告)
奏<そう>(プロフ) - 笹人間さん» そうです！リクした者です！！ぅああ、ありがとうございました…(深々)尊い…流石です…これからも更新は無理せず作者様のペースでお願い致しますね…応援してます… (2022年7月27日 20時) (レス) @page8 id: 4d184c9d16 (このIDを非表示/違反報告)
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作者名：笹人間 | 作成日時：2022年3月1日 10時
