高天原から来た主 (ページ24)

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にじゅういちページ24

翌朝、いつも通り、大広間で食事をとるため、皆ごが集まってくる。主も今日の近侍である長谷部に連れてこられた。

主はやはり幼児のままらしく、箸を使えないためスプーンとフォークで食べていた。

そして、食べ終わると近侍の長谷部は主を部屋へ、残りは今日の内番等を決めていた。

出陣は同田貫、和泉守、堀川、加州、大和守、大倶利伽羅でレベリングに行ってもらい、

内番は畑が、御手杵と蜻蛉切。
馬が、鯰尾と鶴丸。
手合わせが次郎と太郎になった。

そして、特別内番として、歌仙が主に読み書きを教え、食事の時は光忠が教えることとなった。

更にそれ以外は非番として、ゆっくり過ごす。

そんなこんなで１日が始まった。

刀剣side

皆、各持ち場に散らばっていく時に、粟田口の短刀達から三時になったら主と遊びたいという声があったので3時までに終わらせようと思った。

そして、廊下に出た時にまさかのものが映った。

黄色いもふもふに、目元に赤の化粧がしてある狐。

そう、こんのすけだった。

何故、今更ここにこんのすけがいるのかはしらないが急いで主の部屋へと向かった。