高天原から来た主 (ページ21)

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じゅうはちページ21

連れてこられた部屋の中心部には、既にAと見ない顔、多分何かをやってくれる人がいて、皆、心底不安そうな面持ちだ。

兄は、待女に刀剣達のことを任せ、Aの近くにいく。

そして、最終確認をした。

兄「本当にいいんだな？A」

Aが小さく頷いたのを見て、儀式的な何かは始まった。

Aは寝かされて、その周りでお経みたいに唱えてる人が何人もいる。

しばらくはその状態で何の変化も起こらなかった。

というより、何事もなく終わった・・・・・・はずだった。

目を覚ましたAを見て安心した時に事件は起こった。

見た目は変わらなかったのだが・・・

『うー？・・・』

なんと言葉が喋れないという事件が発生したのだ。

ついでに行動も何故か退化？している。

刀剣達は自分の主の変わりように呆然としている。

そして、前大神はやれやれと言った感じでAを見ていた。

そして、刀剣達の方に向くといった。

兄「Aは力がなくなるとこうなってしまうが、本当にいいのか？」

その問に刀剣達は一斉に揃えて答えた。

全「構いません！」

それをきいた前大神はやっと少し微笑んで、Aをよろしく頼む。というと、踵を返して何処かへ行ってしまった。

それを見届けてから刀剣達も主を抱えて本丸へと戻るため、待女にゲートを開けてもらった。

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お兄ちゃんの設定を書きました！