高天原から来た主 (ページ13)

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じゅういちページ13

in大広間

大広間に着くと燭台切が作ってくれたであろう朝食の匂いが部屋の中に充満していた。

僕の席は一番奥の座席らしくいわゆるお誕生日席とやらに位置していた。

僕がそこに座るとどうやら、僕が最後だったらしく燭台切が僕に早くあいずを出してと言わんばかりの目で訴えていたので皆を一旦見回し、言った。

『いただきます！』

全「いただきます！」

全員で一斉に食べ始めたので、僕も食べ始めた。

途中、騒がしいことはあったが、面白かった。

そして、食べ終わったら内番のペアを考えていた。

どうやら、畑仕事が苦手なのはノサダ組。

馬当番に入れると危ないのが鯰尾。

手合わせは基本みんな平気だが、沖田組の迫力は凄い。特に大和守は人格も変わるらしい。

それを考えていると、いつの間にか山姥切が近くにいた。

彼はしばし黙ってから聞いてきた。

山姥「あんたは、審神者をやらないのか？」

突然の予想打にしない質問に僕は戸惑った。

『え、やるけどなんかダメだった？』

そういうと、彼の方が何故か慌てだした。

山姥「いや、それは構わないんだが・・・。こんのすけという狐にはもう合ったか？」

こんのすけ？初めて聞いた名前に僕は首を横に降る。

すると、彼はこういってきた。

山姥「そいつにあって、せいふとやらに報告をしないと審神者とは認めてくれないらしい。」

それだけ言いに来たと言って彼は去ってしまった。

そして、僕はこんのすけ探しが新たにやらなければいけないリストに加わった。

ついでに内番は無しになり、全員非番にさせた。