【闇AU】ワケあり少女の落ちた先。 (ページ11)

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7.Teachings from the Killer ページ11

NO side

キラ「あはっ、これぬいぐるみとか抱き枕みたい！」

アジトではキラーがAで遊んでいた。その場には他にホラーとマーダーがいたのだが、マーダーはこの空間にニンゲンがいるのがよほど嫌なのだろう、キラーに抱かれている少女を殺す勢いだ。それをホラーが止めているのだが、そんなことお構いなしに遊んでいる。
もはやキラーにとってマーダーとホラーは眼中にないのだろう。

キラーはナイトメアに闇ＡＵのメンバーを集めるよう言われていたが、もともとアジトに残っていたマーダーと、キラーが連れてきたホラーを集め満足してしまった。

そして暇になったキラーはナイトメアの部屋にいた少女で遊ぶことにしたのだ。

キラ「この子生きてるのかな？」

マダ「生きてるに決まってるだろ！早く、早く俺に殺させろ！」

ホラ「おいマーダー、拷問されてもいいのかよ！？」

マダ「ケッ、お前はキラーの肩を持つのか！？」

キラ「…君、なんて名前なの？」

A「…私は、A。」

自我があることに驚いたマーダーは大量のガスターブラスターを出した。どうやら本気で殺すつもりらしい。キラーも苛立ちが顔に出始め、それウザいからやめてと言っても、マーダーは方向性を変える気ゼロだ。

キラ「…ねえ、殺しても無駄だって言ったじゃん！しかも形跡は残るからいよいよ拷.問だよ！それに、それを撃てばクロスにもやられる！まあ、お前が拷.問を受けたいなら別だけどさ！
正直、お前ならAちゃんを殺してナイトメアに傷つけられてもいいよ！？どうせ最後まで悶えて洗脳ってのがオチだからね！さあどうぞ殺してみなよ！僕はAちゃんが殺されてもまたこの場に戻ってくることを知ってる！目の前で有り得ないことがいくつも起きたんだ、そりゃあ脳に焼きつくさ！

君の馬鹿な頭じゃ分からないだろうけど、僕のブラスターの方が大きいんだよ？お前が僕のことを殺しに来たって無駄なんだよ！だからそのブラスターしまって？空中に浮いてるだけで気分が悪くなる。
もちろん僕よりはナイトメアの方が強いし、拷.問するときもナイトメアの方がキツいだろうね。僕はお前を気にかけてんだよ？さっきも言ったけど、それを撃てばクロスにも起こられる。その場にいた僕とホラーは何故止めなかったのかっていう尋問タイムだよ！どうせなら、お前だけ拷.問ってのが一番いいんだけどさ。
まあ、要は形跡が残るからやめた方がいいよってこと！僕はAちゃんを部屋に置いて来るから。」