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その後も数体の呪霊を祓って、最後に寝室へ行こうとした。

「A、ストップ」

「あ、はい」

「この扉の先にはボス呪霊的なやつが居る。さっきまでの奴よりちょーっと手強いかな。ま、僕からしたら雑魚だけど。…どうする?君が祓ってみる?」

「え、やってみたいですね!!!楽しそう!」

五条さんは面白そうにククッと笑った。

「楽しそう?下手したら死ぬかもしんないんだよ?」

「いやまぁそうですけど。自己中ですけど私は魔法を使って楽しめたら、それで死んでも私は満足ですし。悔いはあるかもしんないし、お兄ちゃん悲しむだろうけど。魔法とかアクション系を楽しんで死ぬならいいんで」

「何それ、イカれすぎて意味わかんないね」

「私作文苦手なんです」

「関係あるか?…じゃ、いってら〜」

急に扉を開けられ、背中を押された。

「ほんとにヤバかったら助けてやるから安心しなよ」

「あざーーす!!っわ」

ドス、とドリルみたいに鋭利な腕?が頬を掠める。

コイツ何本腕あんだろ気持ち悪っ。

数本腕を切り落とし、胴体へ近づこうとした。


……ら、ザクッ、と左腕に腕が刺さった。


「ってぇなゴミカスが……」

腕使えなくなったらどうしてくれんだよ。

また数本腕を切り落とし___



「セクタムセンプラ」

ザクリと呪霊が避けた。

祓えた…??と少し安心したその時。

消えかけの呪霊の腕が次は右足に刺さった。


「ったぁ………」


扉を再び開け五条さんの所に戻る。

「ごじょーさーーーん」

「お疲れ。怪我は?」

「腕と足になんかぶっ刺さりました」

よくそれで済んだねぇ、とケラケラ笑い出す五条さん。

「待って何その目。泣くよ?」

「なんで笑うんですか」

「いやだって僕Aが多分直ぐリタイアするだろって考えててしね」

「酷くないですか??」

「一応言っとくけど、アレ1級だからね。」

「ま???」

「まじ。」

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アワアワ - 魔法系の能力大好きで面白いです!更新頑張ってください! (11月26日 17時) (レス) @page23 id: 2db5ff9399 (このIDを非表示/違反報告)
麦茶 - とってもおもしろいです!!魔女最高です!更新がんばってください。 (2023年4月4日 7時) (レス) @page17 id: 30183a8596 (このIDを非表示/違反報告)

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作者名:s.f. | 作者ホームページ:なし  
作成日時:2022年12月12日 21時

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