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それから杖をポケットに入れて、高校へむかった。
そして高校に着いたと思えば、物凄い音が聞こえた。
デカい怪物と悠仁、ツンツンヘアーの男の子が見えた。
これは行くしかない。そう思ってボロボロの校舎を駆け抜けた。
そこに着いたときには、気持ち悪い笑い声が聞こえた。
「ーーー鏖殺だ!!」
「お兄ちゃん…?」
「危ないから下がってろ…!」
ツンツンヘアーの人が叫んだ。
「え、でもこの人私のお兄ちゃん…」
「もう、今はそうじゃなくなってんだよ」
「なんだ、すぐそこに女が居るではないか」
え?、と言おうとした瞬間、物凄い力で首を締められた。
「ゲホッ、ゲホ」
苦しい。
このままだと死ぬ。
必死にポケットを探り、杖を取り出した。
「レ、レラシオ」
ばっ、と首から手が離れ、急いで距離を取る。
赤い目が、面白そうにこちらを見ている。
「ケヒッ」
気づけば足が目の前にあり、腕で防ごうとしたが、腕がミシミシミシッと嫌な音を立てて、そのまま校舎から、落下した。
その時、「俺の体で何してんだよ!!!」というお兄ちゃんの叫び声も聞こえた。
大丈夫、こんなんで死なねぇから。(良い笑顔)
地面に着く直前、クッション呪文で衝撃を和らげて、なんとか死にはしなかった。
でも多分右腕は骨折してるだろう。
魔法で治そうと思えばできるけどそよそも苦手だし、多分今すると疲れすぎて倒れるし、やめとこう。
また、上から物凄い音が聞こえてきた。
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アワアワ - 魔法系の能力大好きで面白いです!更新頑張ってください! (11月26日 17時) (レス) @page23 id: 2db5ff9399 (このIDを非表示/違反報告)
麦茶 - とってもおもしろいです!!魔女最高です!更新がんばってください。 (2023年4月4日 7時) (レス) @page17 id: 30183a8596 (このIDを非表示/違反報告)
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