検索窓
今日:15 hit、昨日:12 hit、合計:21,214 hit

26 ページ27


翌日。

私は理科の課題と格闘していた。

…高専のグラウンドの木陰で。だって一人でいるの寂しいし魔法で暑さはなんとでもなるので。
あと伏黒とかに偶に教えてもらえる。疲れている筈なのにとても有り難い。

その伏黒や野薔薇は2年の先輩方にぶん投げられている。受け身の練習らしい。

大変だなーと思いながらワークとにらめっこ。

本当にわからない。仮にも受験生なのに。



「お、伏黒!!これどうやるかわかる?」

「あ?…フレミングの法則わかるか」

「……あそういうことか。ありがと伏黒ー」


またお礼しよう。

またワークを解く。今度はちゃんと解けた。伏黒様様だ。


「ふぅー…」


理科のワークが終わった。受験生だから少なめらしい。夏期講習で忙しかったりするから。まぁ自習しろってことだ。

「Aー」

真希さんだ。

「はーい」

「飲み物買ってこい」

そう言い500円玉を渡された。

「了解でーす」

「あ、俺コーラ。棘も一緒」

パンダ先輩が便乗。

伏黒と野薔薇は要るかなぁ。

「伏黒何か飲み物いるー?」

「俺はまだあるから大丈夫だ」

「野薔薇はー?」

「あ、A、スポドリお願い」

「へーいっ」






自販機で5本分の飲み物を買った。

一気に5本も買うことなんて無いのですこし新鮮。

ってかパシりかこれ。まぁいいや。先輩のこと好きだし。


戻ると伏黒と真希さんが手合わせしていた。

結果は真希さんの勝ち。

真希さん強いしかっこいいし…いいなぁ。


「買ってきましたよー」

サンキュー、と飲み物を取っていく。


「A、お前もやるか?」

急に真希さんが言った。

「え?」

「手合わせ。気分転換にもなるだろ」

「なにそれやりたいです」


この後地面とキスしたのは言うまでもない。

続く  (更新停止中) お気に入り登録で更新通知を受け取ろう

←25



目次へ作品を作る感想を書く
他の作品を探す

おもしろ度を投票
( ← 頑張って!面白い!→ )

点数: 9.8/10 (49 票)

この小説をお気に入り追加 (しおり) 登録すれば後で更新された順に見れます
144人がお気に入り
違反報告 - ルール違反の作品はココから報告

感想を書こう!(携帯番号など、個人情報等の書き込みを行った場合は法律により処罰の対象になります)

ニックネーム: 感想:  ログイン

アワアワ - 魔法系の能力大好きで面白いです!更新頑張ってください! (11月26日 17時) (レス) @page23 id: 2db5ff9399 (このIDを非表示/違反報告)
麦茶 - とってもおもしろいです!!魔女最高です!更新がんばってください。 (2023年4月4日 7時) (レス) @page17 id: 30183a8596 (このIDを非表示/違反報告)

作品は全て携帯でも見れます
同じような小説を簡単に作れます → 作成
この小説のブログパーツ

作者名:s.f. | 作者ホームページ:なし  
作成日時:2022年12月12日 21時

パスワード: (注) 他の人が作った物への荒らし行為は犯罪です。
発覚した場合、即刻通報します。