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…
それから数日後。
やっと自由に動く許可がもらえた。
学校へ行けば夏休みの宿題が配られるんだろうな。
すこし憂鬱にはなったが、鞄へ教科書を入れた。
…
翌朝。時間があるので問題解こうとしていたら、
トントン、とノックの音がきこえた。
「A、起きてる?」
五条さんだ。
「あ、はい」
こんな早朝になんの用事だろう。まだ6時なんだけど。
ドアを開けて五条さんを入れた。
「え、勉強してたの?偉いねぇ」
「期末散々だったんで。なんの用事ですか」
「急なんだけど、任務。行ける?」
「今ですか?」
学校行けねぇじゃん。頭の中で愚痴大会が始まった。
「うん。ま、二級が数体だから大丈夫っしょ。」
「いや、学校は…」
「遅刻でいいんじゃない?連絡しとくから」
「えぇ…伏黒とか他の人じゃ駄目なんですか」
「恵は今泊りがけの任務、棘は朝弱いからね。」
すぐ頼めるのが私、なんだろうな。
「なんとかして学校遅刻とか早退しないようにできないんですか」
「そりゃちゃっちゃと終わらせたら出来るんじゃない?」
「行ってきます」
鞄を引っ掴み、部屋を出た。
「いってら〜、これ資料」
「あざす」
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アワアワ - 魔法系の能力大好きで面白いです!更新頑張ってください! (11月26日 17時) (レス) @page23 id: 2db5ff9399 (このIDを非表示/違反報告)
麦茶 - とってもおもしろいです!!魔女最高です!更新がんばってください。 (2023年4月4日 7時) (レス) @page17 id: 30183a8596 (このIDを非表示/違反報告)
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