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小3の夏休みのある日。
私はその時、「ハリー・ポッター」という映画にハマっていた。
お祖父ちゃんに魔法の杖がほしい、とねだるとだめだ、と断られれば、木の棒をヤスリでピカピカにして、それを杖と言っていた。
小学生の行動力はすごいなぁ、と思った。
その日もその杖を振り回して遊んでいた。
すると、お祖父ちゃんの肩に何かが乗っているのが見えた。
その時は、「本当に魔法生物がいるんだ!!」とか思っていた。本当にあの時叫ばなくて良かったと思う。
その時私は、何を考えたのか、それに向かって「ウィンガーディアム・レビオーサ」と呪文を唱えた。
お祖父ちゃんは、「またやってんのか」と呆れた顔をしてたっけな。
すると、それはふわふわとお祖父ちゃんの肩から浮き、何処かへ行ってしまった。
私は、魔法が使えたことで、凄く興奮して、お兄ちゃんにも伝えていた。
お兄ちゃんは、「良かったな。」と笑顔で褒めてくれたっけ。やっぱり優しいなぁ。
それから、私はこっそり他の呪文を試したり、家の箒で飛ぼうとしたり……
傍からみたらちょっとやばい奴だったかもしれない。
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アワアワ - 魔法系の能力大好きで面白いです!更新頑張ってください! (11月26日 17時) (レス) @page23 id: 2db5ff9399 (このIDを非表示/違反報告)
麦茶 - とってもおもしろいです!!魔女最高です!更新がんばってください。 (2023年4月4日 7時) (レス) @page17 id: 30183a8596 (このIDを非表示/違反報告)
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