やべぇんじゃねぇの?コレ ページ26
「……お前、何を隠してる?」
そんな言葉に、私の足がすくむ。
さすがヤクザというべきか、おそらくこの人たちよりも長く生きてるのに、殺気によって動けなくなってしまった。
怖い…
もう全て吐いて、楽になりたい。
「それは…」
そんな時。
『はい待ったぁ!!』
とてもウザイけど、この状況では神に等しいくらいの救世主の声が聞こえた。
『うん、実際神様なんだけどね?』
「誰だ?」
『やぁやぁ、死穢八斎會若頭さん?Aちゃんは喋っちゃいけない事があるので、ここで尋問は強制終了とさせていただくよ。』
「その前に姿を現したらどうだ。」
『それは出来ひんでー!って事でAちゃん。個性を一時的に発動出来るようにしたから、帰りたいって念じてみて!』
一時的に?
この際そんな限定的じゃなくてもいいと思うが、とりあえず神様(笑)の恩情に感謝だ。
手袋を外して近づいてくる若。先程よりも威圧感がパない。やばい。蛇に睨まれた蛙みたいに体が動かない。
「怖い、よぉ…」
これが、裏の人間か。
「大丈夫ですよ。悪いようにはしやせんから。」
「多少の苦痛は覚悟してもらうがな。」
非常にまずい。念じろと言われても、恐怖で思考がまとまらない。
…いや、大丈夫だ。こちとら勉強してても運動してても妄想出来るオタク人間なんだ。念じることくらい、朝飯前よ!!
「さぁ、若頭に痛いことされるか、私の元に来るか。選んでください。」
甘々ボイスと完璧スマイルで腕を広げ、選択肢を作るイケメンさん。そんなの補佐の元に向かうに決まっているじゃないか!!
と言いたいところだが。
「お兄さん、目が笑ってないよ。」
神様(笑)が垂らしてくれた蜘蛛の糸を無視して修羅に行くほど、私はドMじゃない。
「帰りたい!」
「クロノ!」
「逃がしやせんぜ!!」
補佐の個性の前髪が目の前に…!
「ふぇ…?」
気がついたら、そこは自分の部屋。
逃げれた……我は逃げ切ったぞ!!!
「それにしても、あの人たちは私をどうする気だったんだろ。」
まさかとは思うが、私に性的な酷いことするんじゃなかろうな!?エ ロ同人みたいに!エ ロ同人みたいに!エ ロ同人みたいに!
「ま、とりあえずは大人しくしてよ。」
そう呟いたと同時に、腹からぐぅー…という音が聞こえた。
相澤先生が休日なだけのお話 相澤side→←ちと待てやお兄さん。お口が勝手に動いてるんだけど?
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雪羅(プロフ) - Miraiさん» コメントありがとうございます!読者さんのノリが良くてこっちも面白いです。ごくせん好きなのでそう言って頂けて嬉しいです!! (2020年3月11日 13時) (
レス) id: 9caae3673b (このIDを非表示/違反報告)
Mirai - なんかごくせんみたいだった。面白かった、、ｗｗｗ (2020年3月10日 12時) (レス) id: 425ef9bbb8 (このIDを非表示/違反報告)
Mirai - 初コメなんですけど、ここのコメ欄面白すぎません？やばみざわなんですけど？時代遅れがでてしまった、、 (2020年3月10日 11時) (レス) id: 425ef9bbb8 (このIDを非表示/違反報告)
雪羅(プロフ) - アトラさん» くっ…漆黒の翼め…!この性(聖)なる母である私に喧嘩を売ろうというのか!? (2019年7月31日 22時) (レス) id: 9caae3673b (このIDを非表示/違反報告)
アトラ - ふふ...漆黒の翼の私前ではそんな言葉珍しくもないわ(変態) (2019年7月31日 10時) (レス) id: 32785243ca (このIDを非表示/違反報告)
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作者名：雪羅 | 作成日時：2019年3月22日 12時
