若の中の人からたるたると呼ばれてる中の人 ページ14
あかんなぁ。忘れられる日、近いな。
原作。ここでは地獄少女の方の原作だが、ゆずきちゃんが忘れられる寸前、ゆずきちゃんに関係する書類が無くなっていた。
つまりこれは前兆。身の回りから消そうって魂胆なんだろう。
そんな私の不安を読み取ったか否か、消太お兄ちゃんはこれ以上の詮索はしなかった。
「まぁいい。…かつてないほどに色々あったが、切り替えて、学生の本分を全うするように」
そこから更にインターンの話に切り替わる。それを終えて英語の授業。相変わらずマイクがうるさい。
「はぁ…もう、終わりか…」
諦めるしか、方法はない。
「いーずーくーくんっ!ゴミ捨て場一緒行こ!」
「わっ、閻魔さん!」
出久くんとミリオくんとのエンカウント。重要だけど私が入っても大丈夫なはずだ。
「閻魔さんはインターンのこと…知ってるんだよね?」
「もちろんさぁ。君には教えれないけど」
「やっぱり…」
「暗い顔するなよ!ほら、袋半分持ってあげる」
悪いからと拒否する出久くんを押して、ひとつだけ袋を持つ。
今この子は焦りに焦っている。焦り自体は大事なことだけど、焦りすぎは良くないよね。
という感じで仲良くお話していると、出久くんが不意に右を見た。気づけば
「ゴミね、食品トレイとかも可燃で出しちゃって大丈夫だからね」
「……………あ……はい………」
想像以上の衝撃だった。作品として見てた時は笑ったけど、実際に見ると案外怖い。ほらこの子も固まって動かないよ。ミリオくんちょっと悪趣味よ。
「なんだ…今の…」
「驚き轟焦凍くん…じゃなかった桃の木だ…」
「元気な1年生って君だよね!」
「うわああああああああ!!!!」
「うえええええ!!?!???」
あらびっくり。ミリオくんが下から顔を出してる。私は突然の出来事に出久くんの腕に抱きついた。いや事前に知ってたけども。それでもやっぱびっくりするもんはびっくりするのよ。
「はははっ!びっくりしたよね!悪いことした!びっくりすると思ってやってんだけどね!」
「な、なんなんですかあなたは…」
「なんなんだろうね!俺も何してるんだろうって思うんだよね!ごく稀に!」
「本当かよ…」
「本当だよね!Aもそう思うよね!」
「いや私に振らんでよ」
「え、2人って知り合いなの…?」
「とりあえず言えることは、なんか噂になってたから気になって見n」
原作通り、ミリオくんは消えた。
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雪羅(プロフ) - 神月ティアナさん» コメントありがとうございます！この作品内だけのオリジナルセリフなので忘れちゃいますよね！「危ない男は好きよ」の最初にありますので、また読む時の参考にどうぞ！ (11月2日 9時) (
レス) @page22 id: e292c4e8a5 (このIDを非表示/違反報告)
神月ティアナ(プロフ) - この作品の(名前)ちゃんの地獄通信の仕事での決め台詞いっぺん死んでみる？の前のセリフ好きだけど忘れちゃって毎回どのページにあるのかも忘れちゃうから何回も往復してる (10月16日 5時) (レス) @page9 id: 7ac5013380 (このIDを非表示/違反報告)
雪羅(プロフ) - にいはさん» コメントありがとうございます！ぜひ夢主ちゃんに身体を預けてください。一瞬で夢見心地です。天国です。 (2022年2月23日 23時) (レス) id: 9caae3673b (このIDを非表示/違反報告)
にいは - 夢主にお胸揉まれたい。ちゅーしたい。愛でられたい。雪羅様、神でした。ヤンデレなの最高でした。現場から、語彙力が４んだ変態からお送りしました（？） (2022年2月6日 20時) (レス) @page41 id: 399162e827 (このIDを非表示/違反報告)
雪羅(プロフ) - (´???｀)ぬんさん» なんと!私の夢小説が初!これは嬉しい限りでございます!この作品長かったですよね、お疲れ様です。一応小説としては終わりなんですが、まだ分岐ルートがあるのでそれも見ていただければと…。コメントありがとうございます! (2020年7月15日 22時) (レス) id: 9caae3673b (このIDを非表示/違反報告)
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作者名：雪羅 | 作成日時：2020年1月22日 13時
